情報通信
複数SaaSを容易につないでBPA、業務連携もスムーズに
その煩雑さがミスを誘発する要因となっていることから、各サービスの連携・統合プラットフォーム(iPaaS)の需要が高まってきた。一方、働き方改革の推進や業務効率化の一環として定型デスクトップ作業を自動化するRPA(ロボティクス・プロセス・オートメーション)の普及も急速になってきている。iPaaSとRPAは守備範囲が異なり、相互に補完できる関係にあるという。
スターティアレイズは、複数のクラウドサービスを簡単に繋ぎ、業務フローを自動化する新サービス「JENKA」を来月から提供する。同サービスは複数のクラウドアプリケーションサービス(SaaS)を連携・統合して業務を自動化するiPaaS。メールサービス、チャットサービス、MAサービス、クラウドストレージ等の複数のサービスを連携して利用できるようにすることで短期間、低コストで業務フローの自動化を実現する。
直感的な操作によるAPI連携で、情報システム部が存在しない企業でも容易に導入できる。複数の部署にまたがる業務の連携もスムーズになり、業務フローの自動化により本来の業務にリソースを振り分けられるため、売上アップの可能性が高まる。JENKAは、リアルタイムで業務を実行、ノーコードでシステムを連携、同社の国産RPAツール「RoboTANGO」との連携により業務をさらに効率化(提供時期未定)といった特長を有する。
国内外の有力ベンダーによるSaaSと連携可能である。新サービスについて、同社は、今後「RoboTANGO」との連携によりビジネスプロセスの自動化領域をさらに広げることを目指しているという。