さまざまなデバイスをつなぐ、ネットワーク全体を自動で見える化する

様々な物事のDX(デジタル転換)が進展している。昨今、あらゆるモノがネットにつながる「IoT」の普及とともに、オンライン空調・入退室管理システム等に用いられる電子制御デバイス、TCP/IP対応の各種センサーやデバイスの数が急増している。

それらを安全に管理しその位置を特定すること、ネットワークの全体像を精確に把握することは今後いっそう困難になる。複雑なネットワークトポロジー(網構成)は管理者の悩みの種になっているという。アライドテレシスと、フォアスカウトは、前者のネットワークマネージメントソフトウェア「AT-Vista Manager EX」と後者の「eyeExtend」の連携により、エンドポイントデバイス管理にかかる時間とコストの削減を実現する。

一方は、スイッチやルーター、無線LANアクセスポイントなどの機器を、オンプレミスでもクラウドでも一括管理可能とするネットワーク統合管理ソリューション。ネットワークを見える化することで直感的な画面操作と、シンプルなネットワーク管理を実現する。これにより、ネットワークの状況、ネットワークのトラブルを即座に確認し、タイムリーに問題事象を解決できる。

もう一方は、エージェントレス(常駐プログラム不要)でデバイスの検出を行い、必要に応じて修復・制御などのアクションを自動で行う。IEEE 802.1X認証も必要とせず、既存インフラに迅速に導入できる。エージェントをインストールできないデバイスにも対応できる強力なソリューション。上記連携により、ユーザーはネットワーク全体とすべてのエンドポイントデバイスを、トポロジーマップへ自動的にグラフィカル表示し、見ることができる。

終わりの見えない作業を強いられていたネットワーク管理者は、物理的なアクセス制御やエージェントベースの設定なしに、網構成のすべてを監視管理でき、管理工数の大幅削減につなげられるという。