チーム全体で、タスク情報や個々の動きを見える化して共有する

コロナ禍をきっかけにテレワークが常態化した。いま、企業はビジネスチャットやWeb会議といったITツールを用いることによって従業員同士の意思疎通を図っているものの、非対面のしくみでは、スケジュール調整や報告などに以前より手間がかかるといった課題も生じているという。

CTCSPは、米国Asana製のワークマネジメントソリューション――チーム全体のタスクや進捗を効率的に管理し、チームメンバーの個々の状況をリアルタイムに可視化する「Asana」の提供を8月26日に開始した。その価格は税抜き10万円~で、テレワークを活用している情報通信及び情報サービス、金融・保険などの分野の企業を中心に展開し、3年間で2億円の売上を目指すという。

チーム全体のタスク整理やプロジェクトの進行状況について、ToDoリスト、予定表、進捗管理表などを自動で作成し、即時可視化するクラウドサービス。「Asana」はWebメール、ビデオ通話、チャット、グループウェア、営業支援ツールなどと連携でき、チーム内で利用しているコミュニケーションツール、スケジュール表や共有ファイルなどから関連業務・情報を抽出して自動的にリストや管理表を作成する。

当該プラットフォームから関係者とのスケジュール調整や会議の設定なども行える。チームメンバーは情報の整理や連携にかかる負荷を軽減でき、チーム全体は業務効率や生産性を上げられる。セールス、マーケティング、人事、エンジニアリングなど、各業務のテンプレートも用意されているため、迅速に利用を開始できるという。「Asana」のトライアル版も提供する――

CTCSPはテンプレートの作成や操作・不具合に関するヘルプデスク、運用のハンズオン・トレーニングなどによって顧客をトータルサポート。今後もテレワーク関連ソリューションを拡充し、顧客による生産性向上や円滑なコミュニケーションの推進に貢献していく構えだ。