情報通信
社内業務システムをクラウドに統合運用して"笑顔"に
新型コロナウイルス対策として、企業におけるクラウドサービスの利用やテレワークの導入が急拡大した。一方で、組織内の専用端末でしか個人情報や会計データを扱えないとか、伝票の承認印をもらうために出社しなければならないといった旧来の事情が浮き彫りになった。
コロナ禍においても、社内業務を担当する人たちの働き方改革が進まない、テレワーク運用に数多くの課題が見受けられたという。大塚商会は、100％株式保有するOSKの基幹業務ソリューション「SMILE V」と統合型グループウェア「eValue V」をシームレスに連携――大塚商会が管理・運用しているクラウド環境からこれを提供する、クラウド型ソリューション「SMILE ＆ eValue V Air」を来月28日に発売する。
基幹系「SMILE V Air」（21年1月発売予定）と情報系「eValue V Air」を一体化して、SMILE Vシリーズ（販売、会計、人事給与）およびeValue Vシリーズ（ワークフロー、ドキュメント管理、スケジューラ、コミュニケーション）をクラウド展開する。大塚商会は自社のコンタクトセンターによるサポートも実施する。
安全に企業の基幹データへアクセスし業務処理を実行できるだけでなく、情報系システムとも融合した。「SMILE V シリーズ」「eValue V シリーズ」の機能性やパフォーマンスを維持、業務内容に合わせて各機能を組み合わせて導入できる。「SMILE ＆ eValue V Air」により、ユーザー企業は、全社員の業務効率化と業務精度の向上が図れる。
自宅や外出先などから従業員の誰もがセキュアに"あらゆる社内システム"にアクセスできるようになる。クラウド型運用のため、ユーザーの管理負荷が軽減される。大塚商会の専任技術スタッフによるオンライン指導やサポートにより、顧客は安心して新たな仕組みを利用できるという。