除菌もする、エンタープライズ向けお掃除ロボットを自在に

コロナ禍の中で、一層の効率化やコスト削減とともに、競争優位性につながる高度な付加価値を顧客に提供することも求められる。法人エンタープライズ市場において、AI技術やロボティクスの活用ニーズが極めて高まっている――

単純作業や定型業務にロボットを適用してコストを最小化し、付加価値を生む高度な業務をデジタルトランスフォーメーションにより再構築するといった取り組みが企業には必要だという。アイリスオーヤマは今月10日、ソフトバンクロボティクス製の除菌清掃ロボット「Whiz i」をベースに多様な業種の利用ニーズに合わせて最適化できる「Whiz i IRIS EDITION」を発売する。

ソフトバンクロボティクスが開発・提供する「Whiz i 」は床清掃を目的とする自律走行が可能な乾式バキュームクリーナーであり、そのIRISバージョンは、清掃業務を自動化する――空間に浮遊する菌量を大幅削減、床面のウイルス・細菌を除く――だけでなく、各種外部機器とつなげられるコネクタにより、スピーカーやカメラを用いた販促・マーケティングに活用できる。掃除にとどまらない多様な付加価値を実現する。

マスクの安定供給体制を構築し、政府や自治体、業界団体と連携して様々な公的機関に多くのマスクを提供しているほか、一度に大勢の人が集まる施設向けの「AIサーマルカメラ」、デスクに簡易設置することで対面会話による飛沫を防げる「デスクスクリーン」を相次いで発売し、感染拡大防止ソリューションを展開しているという。

同社はオフィスや商業・宿泊・レジャー施設等において、LED照明の無線制御システムLiCONEXと「Whiz i IRIS EDITION」を連携させることで、同ロボットが取得する清掃データと空間・施設情報とを組み合わせて、法人向け事業との融合性を高め、効率的な施設管理を具現化する。業界の変革を促進していく構えだ。