長引くコロナ禍と働き方改革推進の動きにともなって、それぞれに最適な場所で就業することがニューノーマルになるなか、恒久的なテレワーク環境の整備が求められている。既存環境の見直しやセキュリティおよび情報漏えい対策の強化が、企業・団体にとって重要課題になっているという。IIJは26日、安全で快適なテレワーク環境の構築に必要なサービスをパッケージ化した「IIJセキュアテレワークソリューション」の提供を開始する。
自社のサービスラインアップから選び組み合わせたという。今回のしくみでは、顧客の業務環境(従来型PC/仮想デスクトップ)に合わせて、基本的なセキュリティ対策機能を付帯した「ベーシックパッケージ」と、高度なセキュリティ対策を包括した「アドバンスパッケージ」を用意。同社がこれまで多くの顧客システムを構築してきた知見をベースに、最適なシステム要件と設定がテンプレートとして提供される。
顧客はシステム構成を検討・決定する期間を短縮でき、申込みから最短2ヵ月でセキュアなテレワーク環境を構築することができる。同ソリューションは高品質なリモートアクセスを叶える「IIJフレックスモビリティサービス」を中心に、オフィスにいるような快適な通信環境を維持しつつ、「端末管理」「マルウェア対策」「端末・データ保護」といった必須セキュリティ機能を網羅――。オフィスと同水準のセキュリティ維持に要するサービスがパッケージ化されている。
テレワークをするユーザ数に応じた月額課金のため、容易に始められ、リソースも必要なときに必要なだけ拡張が可能だという。