テレワークの出退勤・休憩時間をクラウドに記録

新型コロナウイルスの感染対策として、多くの企業が一斉にテレワークを導入した。緊急事態宣言が解除された後も、厚生労働省が公表した「新しい生活様式」において、それが働き方の新しいスタイルとして示され、在宅勤務や時差出勤を制度化する企業は増加傾向にあるという。

WorkVisionは、京葉システム提供のクラウド打刻サービス「Cloud Clock」を新たに自社のテレワーク支援ソリューションに追加。同ソリューションにおけるクラウド打刻サービスの販売を今月7日に開始した。

「Cloud Clock」は在宅勤務をはじめとするテレワークの出勤・退勤、休憩開始・終了、PCログイン・ログオフの各時刻を客観的に記録し、既存の勤怠管理システムへ打刻データを連係する。サブスクリプション形式のタイムレコーダー、PC、スマートフォン、タブレット、ICカード活用など、様々な打刻方法を提供することで、テレワーク以外にも変形労働時間制、時間単位年休制度、時短勤務など、多様な働き方の勤怠管理に対応している。

クラウド環境にて、ウェブブラウザ上でタイムレコーダーを表現したWebタイムレコーダーによる打刻(出勤・退勤・休憩開始・休憩終了)、PCのログオン/ログオフの時刻取得を可能とした。ICカードタイムレコーダーの打刻データ管理をクラウドで実現した。センドバック方式の保守サポート付きで利用できるという。WorkVisionのクラウド打刻サービスは、正確で安全な労務管理をサポートする。

「打刻サービス Webタイムレコーダー」「PC TimeTracer(PCログオン/ログオフ時刻)」「タイムレコーダーサブスクリプション」といったサービスメニュを用意している。同社は、勤怠管理システムと、JCV製のAI温度検知ソリューション「SenseThunder」とをAPI連携して、企業の健康管理を強化するしくみの実証実験も行っている。