ドライビング特性連動型の自動車保険に専用ビーコンデバイスを提供

あらゆるモノがネットにつながる「IoT」時代となり、コネクテッドカーの発展とともに、自動車保険が進化している。ドライバーやその家族、周囲の人にも安心を届ける自動車保険はいま、情報通信技術を活用して事故リスクの低さをインセンティブにかえる、運転特性連動型が注目されている。

今月15日、ネットにつなぐ技術でより豊かな社会と暮らしの実現をめざす企業ACCESSは、ダイレクト自動車保険において17年連続売上No.1(自社調べ)のソニー損保が販売している、運転特性連動型自動車保険「GOOD DRIVE」の専用装置として、スマホとBLE(低消費電力ブルートゥース)でつながるアクセサリーソケット型ビーコンを開発――緊急ボタンも備えた「GOOD DRIVEデバイス」として提供開始した。

契約車両の運転中、自動でGOOD DRIVE専用アプリが運転特性データを計測する。利用のわずらわしさはない。走行時間、アクセル、ブレーキ、ハンドル操作等の計測データを基に、事故リスクをスコア化して、キャッシュバック率(最大30%)を決定する仕組みには、ソニーグループのAI技術が活かされている。

万一の事故や車のトラブル時にはGOOD DRIVEデバイスの「緊急ボタン」を押すことで、専用アプリに緊急連絡先が表示されすぐに電話ができるとともに、ドライバーの位置情報や契約情報が専用アプリから事故受付担当者に連携されるため、連絡がよりスムーズになるという。ACCESSのビーコンには、累計出荷台数85万台超(同日同社調べ)のIoTデバイスにおける高度な技術や知見が活かされている。

「GOOD DRIVE」の提供により、ソニー損保は、事故リスクの低減、ひいては交通事故の少ない社会の実現への貢献を目指している。そしてACCESSは、人々のライフスタイルを革新するテレマティクスサービスの実現を先進技術により支援していく構えだ。