企業のAI導入の加速化を支援、体験型学習を含む「AI教育サービス」

AI(人工知能)は、少子高齢化や労働力不足といった社会的課題を背景に、業務効率向上や人財不足の解消のため、様々な業務システムへの適用が進んでいる。しかし、AI導入に当たっては、新技術への理解不足のため、導入の構想が具体化できずに投資回収の計画が策定できないなどといったケースが多く見られる。

日立ソリューションズ・クリエイトは、AI導入を目指す企業向けに、豊富なAI知識、技術力とシステム構築経験を持つ自社技術者(講師)による体験型学習を含む「AI教育サービス」を2019年4月1日から提供する。

この教育サービスは、企業におけるそれぞれの目的に応じた3つのコースを設定して、AIに関する知識を提供するとともに、業務システムへの適用方法や導入プロセスを体験型学習を通じて理解することで、企業の業務システムへのAI導入を支援するというものだ。

同社では、2018年3月に発表したコンセプト「AIプラス」のもと、顧客企業の業務の様々なシーンにAIをプラスしていくことで、飛躍的な業務効率の向上、ビジネス革新の実現を支援するというもの。今回発表したAI教育サービスは、この一環として、AI導入の検討段階におけるハードルを下げてAI導入を促すことを目的としているという。

具体的には、「AIビジネス概論コース」「AI技術概論コース」「ディープラーニング実践コース」の3つのコースを用意。AIビジネス概論コースはAIをビジネスに導入したい人向け、AI技術概論コースはAIをシステムに導入したい人向け、ディープラーニング実践コースはディープラーニングのモデルを開発したい人向けに提供される。

同社によると、自社のAIシステム開発・構築経験を基にした、独自のカリキュラムによる実践教育である点が特徴だという。また、AI技術概論コースとディープラーニング実践コースでは、アノテーションやAIモデル(学習モデル)作成を体験できる。要望に応じて、受講者が準備した画像を学習データにして、AIモデルを生成することも可能だ。

AIビジネス概論コースは一人当たり3万円(最低参加人数5人)、AI技術概論コースは一人当たり7万円(最低参加人数10人)、ディープラーニング実践コースは一人当たり21万円(最低参加人数5人)となっている。