大阪ステーションシティでAI、IoTを活用した飲食店混雑状況案内サービスを開始

大阪ターミナルビルとバカンは、大阪ステーションシティ(以下、OSC)のサウスゲートビルディング16階レストランフロア「うまいものプラザ」において、バカンが提供する空席状況表示システムを活用した「飲食店混雑状況案内サービス」を開始した。

同サービスは、AIやIoTを活用し、レストランやカフェの混雑状況(空席表示や待ち時間)を館内デジタルサイネージなどでリアルタイムに一覧表示。これにより、お客様のお店選びの負担や待ち時間を軽減し、より便利に店舗を利用できる。なお、商業施設における同サービスの導入は、西日本初となるという。

各店舗の混雑状況は、カメラからの画像をAIで解析した情報やセンサーによる測定値をもとに計測。混雑状況はOSC館内のデジタルサイネージやタッチパネル端末でリアルタイムに一覧表示するとともに、お客様のスマートフォンなどからも確認できる。また、外国人のお客様にも配慮し、英語での表示も行う。このサービスは2018年10月から一部店舗で試験導入していたが、誘客に一定の効果が見られたことに加え、お客様の評価も高く利便性の向上に寄与できたと考えられることから、本格導入を行うとしている。