PALTEKと、ディープラーニングや機械学習を用いた画像システムの開発、データ解析を手掛けるRistは、FPGAを活用したAIソリューションでの協業を開始することで合意した。両社は、エッジAIソリューションの強化を図るとともに、推論だけでなく学習を含めたAI導入実現の支援が可能となる。
は、ディープラーニングや企画学習を活用した画像・動画処理システムの開発を行っている。特に製造業における目視検査の自動化を得意とする。2017年6月にディープラーニングを用いた目視・画像検査自動化サービス「Deep Inspeciton」を開始しており、製造業を中心とした多様な製品・対象群に向け、機械学習を活用した検査技術を開発するとともに、導入ノウハウの拡充に取り組み、既に複数の検査現場での導入実績を有する。また、医療分野においても、各種大学・病院と連携し医用画像に基づく疾患診断支援システムの構築・提供を行っている。
PALTEKは、日本のエレクトロニクスメーカーに対して、FPGAやそのほかの半導体などを活用した製品開発支援、技術サポートを行ってきた。現在、同社はFPGAなどを活用したAIソリューションを強化しており、パートナー企業との連携を推進し、エッジ向けAIのモジュールやFPGA向けのAI開発環境の提供を行っている。
今回、PALTEKは、既にディープラーニングや機械学習を用いた画像システム開発実績を多数有するRistとザイリンクスとのFPGAやハードウェアプログラマブルSoCを活用したAIソリューションで協業することで、エッジAIソリューションの強化を図るとともに、推論だけではなく学習を含めたAI導入実現の支援が可能になるという。