AI×RPAにてデジタル転換、ビジネスを強化する

生産年齢人口の減少と業務のデジタル化が進むなか、「働き方改革」の一環として、様々な企業が、従業員を長時間労働や単調な作業から解放する「定型業務の自動化」に期待を寄せている。

かねてVBAやExcelマクロなど、自動化ツールが使われてきた。しかし、その多くは特定アプリに限定して利用されていた。それに対し、RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)ツールは複数アプリを横断し、一連の作業を自動化。また、AI(人工知能)を活用することで、定型作業のプロセスや結果への判断・確認・修正など、人の介在を軽減でき、人的リソースをコア業務にシフト可能だという。

ユニアデックスは、デジタルトランスフォーメーション(DX)ビジネス強化の一環として、業務の可視化・自動化を支援するアセスメントからRPA導入を一括で対応可能なソリューションの開発を進め、顧客のDX戦略の実現を支援していく。顧客業務の生産性向上とコスト削減の支援を目的とした「バックオフィス業務支援ソリューション」の提供準備を進めていて、「RPA導入アセスメント」と、帳票作成の自動化・効率化を実現する「帳票自動入力ソリューション」を開発・検証中だ。

アセスメントサービスにより現行業務を調査・棚卸、その内容をツールにて可視化し、RPAによる自動化・効率化が見込める業務の選定を行う。選定した業務に対してスモールスタートでRPA導入を行い、本格導入に向けた開発・テストを支援する。一方、日立ソリューションズの活文® Intelligent Data ExtractorとのAPI連携にて提供する「帳票自動入力ソリューション」では、帳票の画像データをAIにより解析・抽出して、RPAと連携し、注文書・納品書の自動作成にワンストップ対応可能とするという。

ユニアデックスのAI×RPA業務支援ソリューションは3月19日、同社のセミナーでも紹介される。