駅ディスプレイとスマホを連動した情報提供に関する実証実験を開始、東京メトロ

東京地下鉄(東京メトロ」)は、パナソニック、パナソニック システムソリューションズ ジャパンの協力のもと、光IDソリューション「LinkRay(リンクレイ)」を活用し、列車の運転支障発生時における東陽町駅周辺の他公共交通機関への振替案内に関する実証実験を実施する。

LinkRayとは、スマートフォンのカメラをLED光源またはその光源に照らされた対象物へかざすだけで、情報をすばやく受信することができる技術。

東京メトロアプリ(コンテンツ:メトロラボ)を起動し、東陽町駅の改札口付近に設置したLinkRay対応ディスプレイにスマートフォンをかざすことで、東西線の運転に支障が発生しバスへの振替が可能となった場合には「対象路線バス」や「バスのりば」などの情報が手元で確認できる。なお、平常時は乗換えや出口に近い乗車位置が分かる「のりかえ出口案内」などを確認できる。

今後は、実証実験の結果を踏まえながら、設置駅の追加、案内内容の拡大に向けて検討を進めていく計画。