大切な情報が記載された文書を安全・安心に電子化するワンストップサービス、ALSOK

綜合警備保障(ALSOK)は、紙文書に関する課題を解決する「ALSOKペーパーレスソリューション」を2019年4月より提供開始する。e-文書法や電子帳簿保存法等の各種法令に対応すると共に、電子データの10年以上の長期保管にも対応する。

近年、日本国内では少子高齢化や人口減少に伴う労働力減少の時代を迎え、企業には限られたリソースをフル活用し、生産性を向上することが求められている。しかし、企業の中には大量の紙があふれており、業務効率化の大きな阻害要因となっている。さらには、紙は印刷、保管などの直接コストとなるだけでなく、多くの間接コストや漏えい・紛失・盗難などのセキュリティリスクを抱えており、ペーパーレス化は企業にとって喫緊の課題となっている。

ALSOKはこれまで現金・貴重品を安全・確実に指定の目的地まで届けるサービス、金融機関の事務集中化業務の受託やユーザーの機密情報を確実に廃棄するサービスなどを提供してきた。こうしたノウハウを活用し、大切な情報が記載された紙を安全・安心に電子化するワンストップサービス「ALSOKペーパーレスソリューション」を提供することにした。

ALSOKペーパーレスソリューションは、ALSOKのノウハウを活用し、紙文書の「集荷・輸送」から「電子化」「保管」「廃棄」に至るまでをトータルで提供し、安全・安心・確実にペーパーレス化を実現するサービス。各サービスの中から必要なメニューを選択できる。
具体的には、「紙集荷(配達)サービス」「電子化サービス」「紙保管サービス」「廃棄サービス」「データ保管サービス」の5種類を用意。また、ユーザーの要望に合わせて、遠隔会議システム、議事録作成支援システム、有期雇用契約の電子化システムなどの各種ペーパレスシステムを提供する。

同社では、2019年度で1億2000万円の販売目標を掲げている。