次世代移動通信システム、5Gの新しい国際規格電波を360度可視化

あらゆるモノがネットにつながる「IoT」時代を加速する。超高速、大容量、超低遅延で多数端末デバイスの同時接続も可能な次世代通信方式「5G」は、世界の先進各国において、人々の暮らしをより豊かにする人工知能(AI)や自動運転技術などともに、開発競争が熾烈になっている。


日本が'20年実用化をめざす(総務省ウェブ)、5Gシステムは世界的にみれば標準化の途上にある。同分野において、NTTドコモは、3GPPで策定された新規格"5G NR(New Radio) "に準拠した基地局電波をリアルタイムに測定・解析し、電波到来状況を、AR(拡張現実)で360度可視化する「5G国際標準仕様準拠リアルタイム電波ビジュアライザ」 を開発した。

今年5月に発表の前回装置ではそれに対応していなかったが、今回、世界各国の携帯電話事業者で導入が検討されている5G NR準拠基地局と自動で同期し到来電波を可視化できるようになった。同ビジュアライザは、新たに開発した5G NR準拠信号の電波到来特性をリアルタイム解析するデジタル信号処理装置、超多素子(256素子)の円筒アレーアンテナ、360度カメラのライブ映像に 測定結果を重ね合わせて解析する装置、そしてヘッドマウントディスプレイで構成されている。

5Gで導入予定の高周波数帯(6GHz以上)電波は、従来の周波数帯より も端末周辺の人体や車両などの影響を大きく受ける。が、同ビジュアライザの活用によって、電波到来状況の変化を即座に把握。上記自動同期により、前回装置利用時と比べて1/10程度まで、設置・設定に掛かる稼働の削減が見込めるという。

ドコモが協力会社であるパナソニックシステムネットワーク研究所とともに小型化など汎用性の高い製品開発を行う、同ビジュアライザは12月6日と7日、東京ビッグサイトで開催される「DOCOMO Open House 2018」にて披露される。

「5G国際標準仕様準拠リアルタイム電波ビジュアライザ」を開発

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