情報通信
多くの笑顔につながり笑って働ける職場ラボ、東京都内にオープン
新風はたくさんの笑顔から――。日本では現在、さまざまな職場において、政府主導の「働き方改革」が進められていて、ICT(情報技術)の利活用を軸とした取り組みが盛んになっている。ダイバーシティ(多様性)の受け入れと、健康経営も話題だ。
それらの推進とコミュニケーションのさらなる促進により、柔軟な働き方を拡大し、企業活力や生産性を高める。多様な人財が多様な価値観を持っていきいきと活躍し、大きな成果を挙げられる環境づくりと、社員の主体的な健康行動を支援する多彩な取り組みも行っていて、経産省の「健康経営優良法人」認定も受けているという。日立システムズは「Connect SMILE∞ LABO」を本社地区(東京都品川区)の事業所内に開設した。
企業活力向上施策「SMILE Work∞Life Action」の一環としてオープンした。同ラボには、「働き方改革」や「健康経営」につながる様々な要素が散りばめられていて、利用者がそれらを1つの空間でつなぐことで、新たな発想を生み出し、行動が改革されることなどが期待されている。同社従業員に対し、自社やパートナー企業らの「働き方改革」「健康経営」支援製品・サービスの実証を中心に、多様な取り組みを中長期的に実施するという。
たとえば、出張者向けのサテライト席、各種コミュニケーションツールと利用センサを備えた各種スペースを確保したり、日常の声から心の健康状態を手軽にチェックできるクラウド型「音声こころ分析サービス」を設けたり、空気を殺菌する「AERO SHIELD」も設置。「健康プラットフォーム」構築で連携するタニタグループの体組成計や血圧計、ポリフェノールの一種クロロゲン酸を多く含んだタニタコーヒーを提供し、健康維持・健康意識向上を促す。
同社は今後、実証結果を基に改善したサービスと、デザイン会社等との連携で多目的・多機能なオフィス空間を提供していくという。