独自のLPWA通信規格「ELTRES」が国際標準規格に ソニーグループ

ソニーとソニーセミコンダクタソリューションズは、2017年4月に技術開発を発表した独自のIoT向け低消費電力広域(LPWA:Low Power Wide Area)ネットワーク技術が、ETSIにおいて国際標準規格として公開されたことを発表した。ソニーでは「ELTRES」と名づけ、世界に向けた普及を目指す。


無線通信技術は、空中線電力が20mWの特定小電力(Sub-GHz)無線で、見通し100km以上の通信距離、および時速100km以上の高速移動中でも通信可能という特徴を持つ。これまで、商用化に向けた技術検討と実証実験を行ってきた。

ELTRESの公開を受け、ソニーネットワークコミュニケーションズは、同技術を採用したIoTネットワークサービスの商用化に向けた国内プレサービスを提供開始した。プレサービスでは、専用送信端末を使ってELTRES IoTネットワークを利用できる。提供エリアは東京都で、利用料は1,000円、利用可能期間は最大3カ月。ソニーによると、情報を高感度に受信できるため、登山や海上での遭難対策、ドローンの安全飛行など様々なIoTシステムでの活用が期待できるという。

また、ソニーネットワークが提供するELTRES IoTネットワークサービスに関して、ソリューションの提案やアプリケーションの提供などのビジネス展開を検討する企業を対象としたパートナープログラムを発表した。

パートナーカテゴリには、多種多様なIoT向けデバイスの設計・製造を行う「端末パートナー」、「ELTRES IoTネットワークサービス」を活用したソリューションの開発、構築、運用を行う「ソリューションパートナー」、連携可能なアプリケーションやプラットフォームを構築する「アプリケーションパートナー」、ソリューションやアプリケーションなどを販売する「チャネルパートナー」がある。

参入企業への支援としては、ELTRES IoTネットワークサービスの技術や市場動向など最新情報の提供、プロモーション活動の協力、パートナー向けセミナー、交流会、トレーニングの実施などがある。

ソニー独自の低消費電力広域(LPWA)通信規格ELTRESを採用したIoTネットワークの商用化に向けた国内プレサービスを提供開始

カテゴリー: 情報通信   

大島 純一郎

大島 純一郎Author

証券系システムエンジニアやIT系資格対策問題集の編集、IT系Webメディアの編集記者などの経歴を生かして、企業向けIT関連の記事制作に携わる。専門は、IT、金融、医療分野。医療情報システムの企画/構築、運用に関する知識を有する専門者としての資格、医療情報技師、情報セキュリティアドミニストレータの保有者。

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