IPアドレス不要、NB-IoTの商用サービス試験に世界初成功!

IPアドレス不要、NB-IoTの商用サービス試験に世界初成功!
第4次産業革命が進む。要素技術のひとつであるIoT(モノのインターネット)は、社会インフラの中にも展開されつつ、医療・ヘルスケア分野のデジタル化も後押ししている。より以上の活用や普及を望むなら、インターネット利用にまつわる様々な課題の解決が必要になる。
いま日本でも、河川監視のカメラ等へのサイバー攻撃が問題視されている。セキュリティ対策の進んだPCなどを攻めるよりも効率良く、かつ社会へのダメージを大きくできるインターネットプロトコル(IP)によるIoTデバイスは、攻撃者にとって"安全なハニーポット"だ。また、善良なるIoT活用者にとって、IPベースのしくみはセキュリティ対策の負担に加え、通信データ/消費電力量、通信範囲などが懸念される。 そこで、移動通信システムの仕様をグローバルで標準化する「3GPP」では、IoTデバイス向け狭帯域通信規格NB-IoTにおいて、「NIDD(Non-IPデータデリバリー)」を新たに規格化。ルーティン...

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