スマートテレビのユーザー体験の向上を目指す

ACCESSとBeijing ZEASN Information Tech CO(以下、ZEASN)は、両社のスマートテレビにおける知見と技術を持ち寄り、スマートテレビを宅内のエンターテインメントのハブへと進化させるソリューションを共同で提供していくことを発表した。


共同で提供するソリューションは、スマートテレビのインターネット接続機能を活用することで、スマート・デジタルライブラリ/アプリを提供し、事業者の自社カスタムアプリや統計データ、売上管理を簡素化する。

ACCESSのChromium BlinkベースHTML5対応ブラウザ「NetFront Browser BE」をベースにしている。NetFront Browser BEは、国内外の放送・通信やWebサービスであるHbbTV、Freeview Play、Hybridcast、YouTubeはもちろんのこと、ZEASNのテレビストアおよび組み込み向け「Whale OS」に対応している。

一方、Whale OSは、テレビに最新のスマートテレビ機能を拡張し、効率と性能を高めるスマートテレビ向けOS。ZEASNの製品はAOC、Cultraview、CVTE、ハイアール、Hikeen、Konka、フィリップスといった世界の大手企業に採用されている。

両社のこれら技術を融合したソリューションは、テレビ業界の最新要件に応える効率的なHTMLプラットフォームを提供するとともに、ZEASNのLinux/Android搭載機器上で動作するスマートテレビ・アプリストアのユーザエクスペリエンス(UX)を向上させることが可能だと説明する。