SDN/NFV技術を活用した法人向けモバイルアクセスサービス

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ソフトバンクは、SDN(Software-Defined Networking)/NFV(Network Functions Virtualization)技術を活用した新たな法人向けモバイルアクセスサービス「セキュアモバイルアクセス」(以下、SMA)の提供を開始した。


多くの企業が、自社製品やシステムのさらなる高付加価値化を目指して、AI(人工知能)をベースとしたクラウドサービスや、IoTをはじめとする最先端技術の活用によるデジタルトランスフォーメーション(DX)に取り組む中、その実現には柔軟性と拡張性の高いネットワーク環境が求められる。

SMAは、仮想モバイルネットワークのソフトウエアベンダーであるAffirmed NetworksのNFV技術で構築した基盤で提供する、モバイルアクセスサービス。膨大な数の接続にも対応可能な高い拡張性を持ち、専用のカスタマーポータルサービス「SmartVPN Web」を利用することでネットワークの設定などを即時に変更できる、新たなビジネス要件に柔軟に対応できる企業ネットワークを実現し、企業のデジタルトランスフォーメーションへの取り組みを支援する。

経済性重視のマルチテナント型である「共用型」と、大規模な数のデバイスもサポートできるシングルテナント型である「専用型」の2種類を用意。ゲートウェイのロケーションは東京、大阪および東阪冗長構成から選択可能だ。

カスタマーポータル「SmartVPN Web」のオンデマンドプロビジョニングやモニタリング機能の利用により、ネットワークの通信状況をすぐに把握できる。これにより、組織変更やグループ会社の統合によって必要なシステムの変更もSmartVPN Webから迅速にネットワークに反映できるので、柔軟なネットワークの管理・運用が可能になる。

さらに、デバイスからクラウドへの接続は、ソフトバンクのSDNゲートウェイ上で提供する次世代ファイアウォールサービス「セキュアインターネットアクセス3」との組み合わせ、または統合VPNサービス「SmartVPN」を経由した各種メジャークラウドへのダイレクトアクセスサービスなどと組み合わせられる。

また、ソフトバンクのネットワークプラットフォームで提供する各サービスとの連携により、デバイスからパブリッククラウドサービスへインターネットを介さないシームレスな接続が可能となり、快適でセキュアなモバイル環境を実現します。さらに今後は、あらかじめAPN(Access Point Name)が設定されたスマートフォンやタブレットからの利用に対応し、ユーザーの事前設定作業の負担を軽減できる。