あえてディープラーニングを使わない、AIデバイスを提供可能に

あえてディープラーニングを使わない、AIデバイスを提供可能に
近ごろ色々な分野でAI(人工知能)が使われ始めている。二次産業、三次産業はもとより、農業や水産業、ヘルスケア・医療、防犯やセキュリティ分野などでも、特にディープラーニング(深層学習)の活用が検討・評価され、これを用いたしくみを導入するケースが増えつつある。
と同時に、ディープラーニングを活用する際の課題が認識されつつある。精確な推論モデル形成のために大量の教師データを準備し、マシンに事前学習させねばならぬことはよく知られていて、そのコストと作業負荷がもとでAI導入を諦める組織がある。 ほかに、AIの出力と判断の経緯が人間に解釈できないことや、個人情報を含むデータをネット経由で隔地へ送る際にセキュリティリスクを伴うなど、これらの課題は、組み込み機器や医療等の分野におけるディープラーニング活用の障壁になっているという。PALTEKは、AIベンチャー企業ハカルスと、「HACARUS-X」を搭載したFPGAおよびボックスコンピュータ製品の開発...

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