音や映像など非構造化データを統合管理

TISは、デジタルマーケティング領域のソリューションの1つとしてデータマネジメントサービス「TIS MARKETING CANVAS Data Square(ティーアイエスマーケティングキャンバスデータスクエア)」(以下、Data Square)の提供を開始する。音や映像など非構造化データの統合管理が可能にする。

Data Squareは、CSVなどの構造化されたデータに加え、音声や画像などの非構造化データも統合管理できるデータマネジメントサービス。プライベートクラウドに構築され、権限管理によるセキュアな環境でデータを管理できる。さらに、マーケティング担当者でも簡単にデータの利活用ができるシンプルな操作性を提供する。

構造化データだけでなく、コ―ルセンターの音声データや映像、画像など非構造化データを集約できるため、音声データと顧客情報の統合などユーザーのデータ利活用を促進する。

登録された全てのデータの権限管理が可能。ユーザー権限管理で、データの公開範囲を指定でき、データの閲覧に承認フローを設定できる。また、データアクセスの操作ログも取得するため監査にも役立てられる。

SQLなどを使わずノンプログラミングでWeb画面からデータ閲覧や抽出、加工できるため、IT部門に頼らずにマーケティング担当者がすぐ必要なデータを利用できるという。

また、TISの統合マーケティングソリューション「TIS MARKETING CANVAS」で提供するBIやMAなど他ソリューションとData Squareを連携させることで、企業のマーケティング業務のさらなる高度化が図れるとTISは説明する。同社は、2020年までに50件の導入を目指す。