JR大阪駅でお掃除ロボットの運用を開始

JR西日本メンテックは、JR大阪駅においてお掃除ロボットによる清掃の本格運用を2018年8月から開始すると発表した。ソフトバンクロボティクスの「RS26 powered by BrainOS」、中西金属工業の「ロボクリーパー」の2機種を同時運用する予定。

JR西日本メンテックでは、JR西日本と連携しながら、将来における労働力不足問題の対処と清掃業務の品質向上を目指し、ソフトバンクロボティクスと中西金属工業それぞれ共同で、JR大阪駅におけるお掃除ロボットによる清掃を試行してきた。

同社によると、試行においては、広い清掃箇所での「作業の省力化」と「出来栄えの均質化」、「安全性の確認」に重点を置いて実施し、一定の成果が得られたという。

2018年8月からは、大阪ステーションシティの「中央コンコース」「暁の広場」「ルクア東西通路」「バス乗り場」において、現在有人で洗浄機を用い清掃している作業を清掃ロボットによる自動運転に置き換えていく計画。

今後、同じ環境で検証を継続しながら、お掃除ロボットのさらなる機能改善をはじめ、2台のロボットを同時に運用することによる効果の見極めも行っていくと説明する。