沖縄県、5Gを活用したビジネス創出を目指してラボを開設

NTTドコモ(ドコモ)は、沖縄県、沖縄ITイノベーション戦略センター(以下、ISCO)、沖縄オープンラボラトリと連携し、第5世代移動通信方式(以下、5G)を活用した新たな利用シーンの創出に取り組むことで、沖縄県における産業振興や各種社会課題の解決を目指す。

ドコモは、本取り組みの推進に当たり、「ドコモ5Gオープンパートナープログラム」に参画している1,500を超える企業・団体が、5Gの実験基地局・移動局装置などを無償で利用できる、常設5G技術検証環境「ドコモ5Gオープンラボ OKINAWA」を、2018年12月に沖縄県内に開設予定。ドコモ5Gオープンラボが開設されるのは、東京都、大阪府に次いで全国で3カ所目となる。

ドコモ5Gオープンパートナープログラムとは、このプログラムに参加するパートナー企業や団体に対し、5Gの技術や仕様に関する情報提供や、パートナー間の意見交換を行う5Gパートナーワークショップの場などを提供するもの。

沖縄県は、沖縄県の情報通信関連産業の高度化、多様化を促進するため、5G技術・サービスに関する情報や5G技術検証環境を県内の各産業へ紹介することで、5Gを活用した新たなビジネス・サービスの創出を促進する。

ISCOは、IT活用による沖縄県全体の産業振興を図る産業支援機関として、5Gなど先進的なIT技術を活用したアイデアを実証事業など通じて育成することで、ビジネス化を支援する。

沖縄オープンラボラトリは、これまでのオープンソースを活用した次世代ICT基盤技術の実用化活動に加え、会員企業・団体のドコモ5Gオープンラボ OKINAWAの活用を促進し、新たな5G利用シーンの創出を目指す。

ドコモは、NECの協力のもとドコモ5Gオープンラボ OKINAWAを開設し、各社と連携することで、新たな5G利用シーンの創出による沖縄県の産業振興や社会課題解決を図り、当該5G利用シーンの全国展開を目指す。