土量をスマートフォンで把握する、低コストのICT施工

土量をスマートフォンで把握する、低コストのICT施工
生産年齢人口の減少など、日本の社会問題に直面している。土木・建設業界では、ICT(情報通信技術)を活用して生産性を向上させ、魅力ある現場をめざす取り組みが進んでいる。
"i-Construction"(国土交通省サイト)の3本柱の一つとして、土工への「ICTの全面的な活用」が挙げられている。ICT施工の進展により、起工測量や検査などの工程では小型無人機やレーザースキャナを用いる動きが広まりつつある。がこれらの方法による日々の進捗管理、土木工事で発生する土量(土の体積)の計測は限定的で、安価かつ手軽な手段が求められているという。 日立建機と日立ソリューションズは、スマホなどにより土量を簡便かつ定量的に把握できるサービスを共同開発した。専用機器や専門的な知識・経験を要する土量の計測を、ネットワーク型RTK測位法(VRS方式)の技術や、クラウドを活用した専用スマ...

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