AI搭載の脅威検出エンジンで未知の攻撃も検知

ソフトバンクは、米Zimperiumが開発したAI(人工知能)を搭載した独自の脅威検出エンジンによって、未知の攻撃にも対応できるモバイルセキュリティーソリューション「zIPS(ジップス)」を法人向けサービスとして提供開始した。

zIPSは、ウイルスなどの侵入経路や方法を問わず、モバイル端末内のOSのプロセス上で発生する不自然な挙動の兆候に着目して開発されたもので、AIを活用した独自の脅威検出アルゴリズムにより、既知および未知の攻撃を瞬時に検知できる。また、脅威を検出すると同時にモバイル端末に警告を通知するので、企業は早急に有効な措置を取ることが可能。

さらに、企業のモバイル端末管理者はzIPSの専用管理ツール「zConsole(ジーコンソール)」と、端末管理サービスのEMM(Enterprise Mobility Management)やMDM(Mobile Device Management)を組み合わせて利用することが可能。これにより、脅威検知後に遠隔操作でモバイル端末の初期化作業を行うなど、管理者は被害拡大防止のアクションが早急に取れるため、使用中の端末をいつでも安全な状態に保つことができるという。

zIPSはアプリケーションをモバイル端末にインストールするだけで、端末内部の不正挙動やネットワーク側からのサイバー攻撃、不正アプリケーションを経由したサイバー攻撃までを検出し、端末の利用者に瞬時に警告を通知する。

また、過去のマルウエアのパターンを照合して検知する従来型の「パターンマッチング」と異なり、モバイル端末の不正な挙動に特化した検知エンジンとAIの機械学習から、端末のOSのプロセス上で発生する不自然な挙動を解析して脅威を検知。そのため、未知の脅威にも対応することが可能。これにより、巧妙に複雑化する外部からの各種攻撃に対して、モバイル端末管理者が個別に対策を行う必要がなくなる。

さらに、端末管理サービスと連携することで、リモート作業によるWi-Fiアクセスの切断や端末の初期化、マルウエアの自動削除など、セキュリティーポリシーにのっとった対応が取れる。

zIPSの初期費用は不要で、月額利用料は1台当たり500円(税別)となっている。

AI搭載の脅威検出エンジンで未知の攻撃も検知するセキュリティーソリューション「zIPS」を提供開始

カテゴリー: 情報通信 , セキュリティ   

大島 純一郎

大島 純一郎Author

証券系システムエンジニアやIT系資格対策問題集の編集、IT系Webメディアの編集記者などの経歴を生かして、企業向けIT関連の記事制作に携わる。専門は、IT、金融、医療分野。医療情報システムの企画/構築、運用に関する知識を有する専門者としての資格、医療情報技師、情報セキュリティアドミニストレータの保有者。

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