情報通信
オールインワンのIoTクラウドサービス、日本で提供開始
イグアスと米Swift Sensors(SS)は、SSのIoTクラウドサービス「Swift Sensors Cloud Wireless Sensor System(以下、Swift Sensors)」を日本市場で販売することに合意したことを発表した。
国内IoT市場は2022年まで年間平均成長率14.9%で成長し、市場規模は12兆円に達するといわれている。
Swift Sensorsは、IoTセンサーを、幅広い利用シーンで容易かつ安全に運用開始できるクラウドサービス。従来のIoTセンサーシステムは、センサーの選択、センサーネットワーク、データ収集システム、モニタリングシステムの構築、運用管理等が必要となり、時間とコストがかかる。Swift Sensorsでは、センサー、ブリッジ、クラウド上のセキュアなサーバ環境、ダッシュボードで構成された完成したシステムとして提供されるという。
『Swift Sensors』の主な機能は以下のとおりです。
(1)センサーデータを収集、保管、可視化、分析、異常通知
(2)ダッシュボードでしきい値の設定、通知メールの送受信、稼働率や分析レポートを確認
(3)温度・湿度・漏水、振動・位置・加速度・電気・磁気など30種類のワイヤレスセンサー
(4)クラウドカメラ監視サービス「Eagle Eye CLOUD CAMERA VMS」と連携し遠隔地から映像を確認
(5)APIで他のアプリケーションと連携
ソリューションの主なターゲットは、食品製造業や外食産業の厨房設備監視、産業用製造ラインの設備モニタリング、交通、輸送、データセンターなどのモニタリング。