ハワイ超えの沖縄で、観光客向け交通情報提供サービスの実証実験

2017年1月から9月の間で観光客数がハワイ超えした沖縄県。観光事業における課題として、道路の交通渋滞、公共交通機関の時刻表や運行情報などの乗り継ぎ情報の分かりにくさや海外からの観光客に向け交通情報の外国語対応が十分ではないという現状があるという。

NTTドコモ、モバイルクリエイト、琉球バス交通、那覇バス、NTTテクノクロス、ドコモ・バイクシェア、テムザックは、内閣府沖縄総合事務局開発建設部道路管理課が公募した「平成29年度 観光客移動・防災支援情報提供サービス実験に関する取組み」に参画。2017年11月30日から12月10日までの11日間、沖縄県豊見城市の道の駅「豊崎」においてIoT(モノのインターネット)やNTTグループのAI技術「corevo(コレボ)」を活用した最適な交通情報を提供するサービスの実証実験を共同で実施する。

今回の実証実験では、各社が保有するデータ、技術、サービスなどを活用し、公共交通の利便性向上だけではなく、IoTを活用した二次交通サービスの導入や人の移動を予測するAI技術を活用した最適なバスの運行スケジュールを作成する。また、2か国語(日本語・英語)に対応した交通情報や観光情報をスマートフォンやデジタルサイネージを通じて観光客へ提供する。

観光客はスマートフォンなどを活用し、行きたい場所の経路の把握だけでなく、最適な交通手段の情報や人気のスポットまでの最適な交通情報などを得て利用できる。これにより、交通情報サービスが有効であるかどうかを検証する。

体的には、道の駅「豊崎」周辺を運行する琉球バス交通・那覇バスのバス乗り場や路線・系統図案内やバス運行情報を、リアルタイムにデジタルサイネージで配信する。また、モバイルクリエイトが提供する観光目的地までの行き方・乗り継ぎ情報を表示。

また、スマートフォン向けページに用意された「かざして案内」機能を利用し、道の駅「豊崎」内の看板などへスマートフォンのカメラをかざすだけで、フロア案内や今いる場所からバス乗り場までの行き方案内を閲覧できる。

災害時には、テクノクロスが提供する「Web-basedサイネージ配信システム」と「デジタルサイネージ相互運用基盤」を活用し、Lアラートなどの災害情報や近隣の避難所への避難経路を各事業者のデジタルサイネージ配信システムへ一斉配信し、デジタルサイネージ画面に割り込み表示する。

NTTドコモが提供する現在、数時間先のあるエリアにおける人数を予測する「近未来人数予測」を使い、目的地の混雑状況をリアルタイムでデジタルサイネージやスマートフォンに表示する。周辺への回遊性の向上や移動時間と観光時間の比率改善を目指す。

観光客向け交通情報サービスの実証実験を開始

カテゴリー: 情報通信 , ロボット/AI , ロジスティクス   

大島 純一郎

大島 純一郎Author

証券系システムエンジニアやIT系資格対策問題集の編集、IT系Webメディアの編集記者などの経歴を生かして、企業向けIT関連の記事制作に携わる。専門は、IT、金融、医療分野。医療情報システムの企画/構築、運用に関する知識を有する専門者としての資格、医療情報技師、情報セキュリティアドミニストレータの保有者。

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