日産ノート、自動運転を支援する新しい制御装置を搭載

日立オートモティブシステムズは、自社の「ADAS ECU」が2017年9月に仕様向上して販売開始された日産自動車(以下、日産)の「ノート」に採用されたことを発表した。ADAS ECUとは、先進運転支援システムの電子制御ユニットのこと。

ADAS ECUは、ACC(Adaptive Cruise Control:車間距離制御)システムや衝突被害軽減ブレーキシステム、車線逸脱警報システムなど、複数の運転支援システムを単一のコントローラーに統合したADASの中核製品。

日立オートモティブシステムズのADAS ECUは、エンジンコントロールユニットの開発で培った制御技術をベースに開発され、2009年に発売された日産の「フーガ」に初めて搭載されて以降、量産実績を重ねてきた。日産のノートには2013年から採用されている。

今回、仕様向上した日産のノートは、高速道路などでの長距離ドライブ時にドライバーの運転負荷を軽減する「インテリジェント・クルーズコントロール」や、意図せず走行車線を逸脱しそうな場合に車線内に戻す操作を支援する「インテリジェントLI(車線逸脱防止支援システム)」、アクセルペダルとブレーキペダルの踏み間違いによる衝突防止を支援する「踏み間違い衝突防止アシスト」などの先進安全技術が標準またはオプション採用されている。それらの機能をADAS ECUが支援する。

これら先進安全技術の充実により、仕様向上した日産のノートは、経済産業省や国土交通省などが普及啓発を推進している安全運転サポート車(セーフティ・サポートカーS)の最上級区分である「ワイド」に対応している。今後も日立オートモティブシステムズは、自動車メーカーにおける先進運転支援システム搭載車の実用化や普及に貢献することを目指す。