完全自動運転の時代がやってくる。いまでも路面や側前方をカメラやレーダーなどで認知し、障害物等があれば、自動で回避したりブレーキを作動させたりする技術が実用化されている。
それらセンサ情報により走行を制御するアプリケーションプログラムが日々磨かれている。 来る時代のクルマ、いまの自動車のさらなる高度化に向けて、車両周辺を360度センシングし、車線変更や追い越しなども自動で行うアプリの開発が進んでいるという。日立製作所と日立オートモティブシステムズは、自動運転用アプリの開発過程で発生した不具合を短時間に再現する技術を開発。センサ情報のみを記録・再現する従来手法に比べ、開発過程で生じたアプリの不具合全体の再現時間を約40%に短縮できることを確認した。 これまでは不具合発見の際、車内ネットワークに流れるセンサ情報を蓄えた外部記録装置の中から、該当情報を、記録された...