スマホアプリで車両コンディションの自動解析・遠隔診断が可能に

GMOクラウド株式会社は2017年7月26日、車載コネクタを通じて、車両コンディションの自動解析、自動車の遠隔診断を実施する自動車向けIoTサービスを開発し、サービスサイトを開設したことを発表した。

今回発表したIoTサービスでは、車の所有者(カーオーナー)向けのスマートフォンアプリ「LINKDrive byGMO」(以下、LINKDrive)と、自動車整備事業者向けのクラウド型スキャンツール「LINKPit byGMO」(以下、LINKPit)を提供する。

LINKDriveは、車両のコンディションを解析し、自動車の不調を未然に防ぐ予防整備や、気づきにくい燃費の悪化などを可視化するアプリ。自動車とクラウドを連携させ、自動車のECU(エンジン・コントロール・ユニット)に蓄積されている車両データをクラウドで収集・管理できる「車載コネクタ」(税別6,000円)を、自動車の差込口に接続することで利用可能になる。「Android5」以上、「iOS9」以上のスマートフォンが対象。

オイルの汚れやバッテリーの劣化、タイヤの消耗などを自動解析してアプリで確認できる「マイカー機能」や、記録された自動車の走行データを確認する「ドライブ機能」、自動車整備の店舗へ自動車を持ち込まなくても、自動車整備事業者の専属メカニックによる自動車の遠隔診断を受けることが可能な「遠隔診断機能」を備える。

LINKPitは、車両整備に欠かせない一連の診断をタブレット端末向けアプリで実施でき、クラウドを介した遠隔診断も行えるサービス。入庫車両に車両を診断・調整する機器(スキャンツール)を接続し、故障コードやフリーズフレームを読み取る。さらにスキャンツールに搭載されているアクティブテスト(動作確認)機能や作業サポート機能を活用して車両整備を行う。

また、LINKDriveと連携することで、カーオーナーのトラブルにも迅速に対応できる遠隔診断が可能。LINKDriveで店舗登録をしている店舗では、クラウドに蓄積された該当車両の車両状態・診断データを確認できる。GMOクラウドによると、最適なタイミングでオイル交換や不具合の予兆などを通知することが可能だという。

LINKPitは株式会社ジョイカルジャパンが総販売代理店となり、同社を通じて先行申込を受け付けている。「Android5」以上のタブレット型端末が対象。初期費用が5万円、月額費用が1万5,000円となっている。

GMOクラウドは「車載コネクタは国産/輸入、メーカーを問わず一般乗用車に対応しており、車載コネクタからアプリを通じて、インターネット通信による車両コンディションの自動解析や自動車の遠隔診断を行えるサービスは国内初となる」と説明する。

自動車向けIoTソリューションを提供

カテゴリー: 情報通信 , 自動車   

大島 純一郎

大島 純一郎Author

証券系システムエンジニアやIT系資格対策問題集の編集、IT系Webメディアの編集記者などの経歴を生かして、企業向けIT関連の記事制作に携わる。専門は、IT、金融、医療分野。医療情報システムの企画/構築、運用に関する知識を有する専門者としての資格、医療情報技師、情報セキュリティアドミニストレータの保有者。

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