さまざまなカードをまとめて決済、早期入金も

昨今、決済ビジネスでは、手段の多様化や、ネット上の決済代行および新規参入事業者による地域加盟店への進出により、競争が激化している。加盟店においては、店舗に導入可能な決済手段の選択肢が増える一方、"複数カード"への対応で悩みを抱え始めている。

「複数のカード会社とそれぞれ契約が必要」、「複数の決済用端末をレジスペースに設置」、「カード会社からの入金タイミング、入金方法がまちまちで管理が煩雑になる」といった問題が顕在化しつつあるという。

九州カード株式会社および株式会社NTTデータは、福岡市博多区を拠点とする決済代行会社「Jペイメントサービス株式会社」をきょう設立。従来店舗でクレジットカードブランド数ぶん必要だった契約を一本化し、契約手続きや入金管理をより効率的に行えるようにする。

FinTechの一環として、地方銀行が決済代行事業者等と連携し、スマホで地域ポイントや店舗クーポンの発行・決済サービスの提供等、個人預金者と小売・流通業等をつなぐさまざまなサービスを提供し、地域活性化を目指す取り組みも始まりつつあるという。九州カードは、決済サービスの拡充が九州・山口・沖縄地区の経済活性化にとって重要な役割を担うと捉え、またNTTデータは、34年の実績を有するクレジットカードネットワーク「CAFIS®」を活用した、加盟店向けのさまざまな決済関連サービスの提供を加速させるため、今回の設立に至った。

Jペイメントサービスは、「決済代行事業」にて国際ブランドに対応し、かつ実店舗とインターネット決済をまとめて精算する決済代行サービスの提供 、「決済関連ソリューション事業」にてインバウンド顧客向け決済、販促ソリューションの提供、「各種金融サービス提供事業」にて売上金早期入金サービスを提供し、取引履歴(売上実績)を根拠とした融資サービス――トランザクションレンディングサービスの提供も検討中とのことだ。