情報通信
シャープら4社、IoTを活用した集合住宅向け見守りサービスを提供
アルテリア・ネットワークス株式会社(以下、アルテリア・ネットワークス)、シャープ株式会社(以下、シャープ)、アイホン株式会社(以下、アイホン)、株式会社アッサアブロイジャパン(以下、アッサアブロイ)の4社は、家族がより安心なマンションライフを実現するためのIoT(Internet of Thing)サービスとして、「つたえるーむ」プロジェクトを開始した。
このプロジェクトは、新築分譲マンションを主な対象として「共働き世帯でも安心して子育てができる家」をテーマに企画。近年増加傾向にある共働き世帯の子供の帰宅状況の把握や、家に子供しかいない時の来訪者対応への不安解消をIoTで実現することを目的としている。つたえるーむは鍵の開け閉めや、インターホンの呼び出しといった普段の行動を通じて家族を見守る。
具体的には、共用部のハンズフリーオートロック(アッサアブロイ提供)を通過するだけで、通過したカード所持者の帰宅および外出の情報をスマートフォンアプリ「ココロボ~ド」(シャープ提供)に通知する。各戸(専有部)に設置のデジタルドアロック(アッサアブロイ提供)を、カード所持者が解錠したことをココロボ~ドに通知。
ココロボ~ドでは、デジタルドアロックの施錠状態を確認でき、解除状態であれば施錠することも可能。集合玄関機(アイホン提供)からお部屋の呼び出しがあった場合、来訪者の画像と来訪時間をココロボ~ドに通知する。
また、来客用駐車場などの共用施設を、マンション専用ポータルサイト(アルテリア・ネットワークス提供)からWeb予約することが可能。
サービスの利用にあたっては、アルテリア・ネットワークスのマンション全戸一括向けインターネット接続サービス「UCOM光 レジデンス」と、アイホンのインターホンシステム「VIXUS」と、アッサアブロイのデジタルドアロックが必要となる。4社は、今後も新しいライフスタイルを創出するサービスで協業していく予定。