農業IoT、最高級イチゴの生育を可視化

情報通信技術(ICT)を活用して生産量を向上させる、農業のスマート化は、あらゆるモノがネットにつながるIoTを中心にして昨今広がりをみせている。

茨城県に50棟規模のハウスを持つ村田農園は、「村田さん家のいちご」として知られた大粒高品質のイチゴを有名果実店、製菓店やホテルなどに提供している。だがその栽培にあたって、生育環境計測作業の負荷が大きいという課題があった。

一定基準を満たす最高級イチゴの生産量を増やすには、最適な生育環境――温度や湿度、二酸化炭素濃度、照度などの生育環境データを頻繁に計測しそれらを保つ必要があるという。

アナログ・デバイセズ株式会社は、実績豊富なIT企業らと連携して構築したスマート農業システムを活用し、「村田さん家のいちご」の生育環境データを可視化。その実証実験を完了したことを発表した。

日本貿易振興機構の「グローバルイノベーション拠点設立等支援事業費補助金」が交付された、この実証実験ではイチゴの温室内に、小型かつ低消費電力でワイヤレス通信機能も備えた複数個のIoTセンサーノードを設置し、継続的に生育環境をモニタリング。従来作業者が都度温室内を訪れ計測していた環境データを、自動計測し、PCやスマホで遠隔監視できるシステムを開発したとのこと。

今後さらにデータを蓄積すれば、生育環境がより鮮明になり、これを再現することで最高級イチゴの生産量が増大することが期待されるという。

アナログ・デバイセズ社は、ニューイングランドでトマト農家との提携し、従来よりも美味しいトマトを大量かつ継続的に収穫するための「トマトのインターネット(Internet of Tomatoes)」を開発中。そしてここ日本では、今回得られた知見を活かし、小型かつ低消費電力で設置が容易なセンサーノードを、スマート農業界に広げる抱負を明らかにしている。

スマート農業システムの実証実験を完了


カテゴリー: 情報通信 , バイオ   

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