銀座ロフトで日本初のIoT水耕栽培機を展示

アドトロンテクノロジー株式会社(以下、アドトロンテクノロジー)は、開発・製造・販売するIoT水耕栽培機「foop」を「銀座ロフト」(銀座ベルビア館3F~6F)ホームソリューションフロアのキッチン売場が展示されたことを発表した。

銀座の並木通りにオープンした大型店舗である銀座ロフトは、創業30年目を迎えるロフトが2017年6月にグランドオープンしたフラグシップストア。4階のホームソリューションフロアは、「暮らしを上手に楽しむ TOKYO STYLE」などをコンセプトにライフスタイル別に提案している。

キッチン売場では、独特の感性で生み出す料理や幅広い活動で注目の森枝幹シェフがプロデュースした「ジーニアスキッチン」を展開。今回、森枝シェフによりアドトロンテクノロジーのIoT水耕栽培機「foop」が展示品として選定された。

IoTとは「Internet of Things(モノのインターネット)」の略称。従来は主にPCやサーバー、プリンタなどのIT関連機器が接続されていたインターネットに、それ以外の様々なモノを接続することを意味する。産業機械から消費材など様々な分野で急速に拡大している技術だ。

アドトロンテクノロジーによると、foopは日本初のIoT水耕栽培機だという。手入れや収穫のタイミングなど、野菜の状態を最新のセンシング技術でチェックし、専用アプリでスマホに通知する。また、野菜毎の育成(レシピ)機能により、クラウド技術を通じてユーザーの野菜栽培をサポート、栽培を成功に導くさまざまな機能を備える。

foopは「made in Japan」にこだわり、側板には手触りの良い飛騨の天然木を使用。野菜が見やすいシリンダー型のボタンのないデザインなどが特徴。現在は公式サイトのみで販売している。

スイッチング電源や冷却ファンの製造企業であるアドトロンテクノロジーは、パワーマネジメントや電子部品、ディスプレイ、FA、ネットワークなど再生可能エネルギーソリューションに関する機器やサービスを提供するデルタ電子グループの企業。