影の巨人、AIエクスペリエンスを加速

影の巨人、AIエクスペリエンスを加速
顧客サービス、金融商品、もの作り、囲碁将棋、文献検索、気象予測、画像解析、医療と、昨今活躍の幅を広げている。人工知能(AI)は、まだ小説家デビューを果たせないでいるが、すでにスポーツなどの速報記事を担当している。いずれプレスリリースを書くようになるかもしれない。いまでもプロットやキーワードを与えればそれなりの文章にできるのだから――。
スマートホームやコネクティッドカー(つながる車)は雲の上、すなわちクラウド上に存在するAIとの連携によって実現されるだろう。 あらゆるモノがインターネットにつながるIoT社会では、モノ(エッジ)のAIとクラウドのAIとが会話しつつ、人間の仕事や生活をサポートすると考えられる。いま、画像処理用半導体チップ(GPU)が脚光を浴びている。ゲーム機に組み込まれていて、その並列性から科学演算のスーパーコンピュータにも用いられているGPUは、日本ではもと秋葉原かつくば市の人々のみが知る存在だった。が、ネット上に動画が増え、スマートフォンが台頭し、機械学習プログラムが進化することによって、主役に躍り出ようと...

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