スマートな充電器と電子アクセサリーの整理を可能にしたデバイス「OmniCase」
デバイス上でのファイルの共有や読み取りは、インターネットの接続やネット環境に接続していないと難しく、速度についても左右されてしまう。
通信環境に依存してしまいがちなデバイスだが、多様な機能と電子アクセサリーケースを兼ねた製品が「OmniCase」である。
コンパクトながら多くの電子周辺機器の保管を実現
持ち物もコンパクト化する時代にとても便利なデバイスだが、それだけに多くの機能を搭載している。
OmniCaseのケースにはSIMカード、Type-Cケーブル、カードイジェクターツールの他にインジェクションピンも保管可能だ。また、紛失した場合のアダプターを保管するために厳密に調整されたスロットで設計されている。
OmniCaseは厳密に調整されたスロットを備えた磁気ストレージケースを備えており、安全に保管することができる。
旅先でのSIMの交換など、OmniCaseがあれば探すことなくイジェクトピンと一緒に便利に取り出せるだろう。
これに加えて、OmniCaseのUSB-CPDポートは最大100ワットの電力を供給することができるので、PCやスマートフォンもすばやく充電可能だ。
旅先に充電器を持っていくのを忘れたときに活躍してくれるのはもちろん、そもそもこれ一台に充電を任せたいというときにも重宝するアイテムである。
旅行先や出張先で電子機器を多く使用する人やコンパクトに持ち運びしたい人にとっては、便利な機能となるだろう。
また、高解像度な4Kビデオをシームレスにストリーミングできる機能も役立ちそうだ。ストリーミング機能は画質の劣化がネックだが、Ominicaseであればその心配もないだろう。
イベントごとがあったときなどには、PCにOmniCaseを接続するだけで、外部HDTVディスプレイ、モニター、またはプロジェクターを通して、映画を楽しみこともできる。
スマート回路と高度な内部コンポーネントを備えており、常にデバイスをクールに保ち、最高速度で作動する機能も魅力的な機能である。
過電流、過電圧、およびオーバヒートを防ぐため、すべてのポートを同時に接続しても、表面温度は65℃を下回るようにしている機能についても高品質な製品と言えるだろう。
5Gbpsの転送速度を備えた2つのUSB3.0ポートにより、ファイルを即座に共有
OmniCaseは充電器や電子アクセサリーの保管ケースとして利用することもできるのだが、やはり目玉となるのは複数のUSB周辺機器を最大7.5Wで充電しながら、2つのポートに接続できる機能である。
SD / TFカードリーダーの転送速度は非常に速く、動画や画像を読み取るときに最大104MB /秒でピークに達することができるため、大量のデータを日々扱う人にとっては見逃せない機能となりそうだ。
また、SDカードとTFカードの両方を同時に読み取ることができることで、作業効率の向上も可能となっている。1000Mbps / 10Mbps RJ45 LANと互換性があり、WiFiと比較してより安定したネットワーク接続を保証してくれる。安定したインターネット回線の確保に悩んでいる人にとってもありがたい機能となりそうだ。
WiFiがない場所でも、OmniCaseがあれば気軽に利用することができるため、魅力的な機能と言えるだろう。
そして、OmniCaseは画像や動画の読み取り・共有だけでなく、USB 3.1 Type-Cメスポートは、最大10Gbpsのデータ転送もサポートしているため、実用性と利便性を兼ね備えた、革新的なデジタルライフが実現しそうだ。
インターネット上いつでも共有したい場合はこちらを利用することで、OmniCaseで一貫した電子機器関連の実用的な使用に役立ってくれる。
OmniCaseは現在Kickstarterで注文を受け付けており、USB-CケーブルがついたMiniモデルは39ドル、さらにライティングケーブルもついたProモデルが69ドルで販売されている。
発送は世界各国に対応しているので、日本からの注文も可能だ。