スマホやタブレットを一台でしっかり管理できるステーション「Ultimate Desk Dock」

どうせなら家にある機器はひとまとめにして管理しておきたいものだが、「Ultimate Desk Dock」はそんなデバイス用のドッキングステーションとなっており、机の上にでも設置しておけばあらゆる用事をそこで完結させることができるようになる。

外付けポートやドッキングステーションに大活躍

スタイリッシュでミニマルなデザインが特徴のUltimate Desk Dockだが、機能性としては多くの種類のアダプターに対応したポートが複数用意されている点が魅力の一つと言える。

USBやUSB-Cはもちろんのこと、Type-3のUSBポートも備えているため、フラッシュドライブやHDD、SSD、そしてキーボードやマウスまで、あらゆる周辺機器を接続することが可能だ。SDカード、およびマイクロSDカードのリーダーも付属しているため、データの読み込みも楽々行える。

Ultimate Desk Dockのポート部分は取り外して、MacbookなどのラップトップやiPhone、iPadといったスマホやタブレットにも接続できるようになっているため、外付けのポートとしても大きな活躍が期待できる。

スマートフォンやタブレットは基本的にポートが一つ、多くても二つ程度にとどまっていることがほとんどであるため、記憶媒体からデータを読み込んだり、その他の周辺機器を複数活用するためにはその都度端子を差し替える必要があった。

また、Macbookも最近のモデルはポートの数が最低限に限定されるようになりつつあり、一度に複数の接続が難しくもなりつつある。Ultimate Desk Dockがあれば、外付けデバイスを多用するユーザーにとっても、運用しやすい環境を構築することができるようになるだろう。

デザインとしてはMacbookやiPad、iPhoneなどのApple製品を基調としたものになっているが、対応OSには特に制限がない。WindowsやAndroidの機体でも問題なく動作するので、複数OSのデバイスを運用している場合でも、問題なく機能させることができるはずだ。

ワイヤレス充電やその他の用途にも活躍

また、スマートフォンとの連携機能の一環として、ワイヤレスチャージング機能を備えている点も大きい。従来の充電方法ではポートにケーブルを差し込み、有線によって充電を行わなければいけなかったのだが、Ultimate Desk Dockであればスタンドの上にスマホを設置するだけで充電が始まるよう設計されている。

限りあるポートの一つをスマホの充電のために占有する必要がなくなるので、効率的なステーションの運用が可能になるだろう。

また、ワイヤレスチャージング機能にはマルチコイルシステムを採用したQiテクノロジーを採用しているので、急速な充電もお手のものである。長い間スマホでUltimate Desk Dockを占有しなくて済むのも嬉しいポイントだ。

ワイヤレスチャージャーの表面のガラスは、自由にカラーリングをあらかじめ用意されたバリエーションから注文の際に変更することができる。レッド・グリーン・ブラックの3色から選ぶことができるので、部屋の雰囲気や好みに合わせたカラーリングを選ぶと良いだろう。

また、Ultimate Desk Dockはタブレットやスマホのみならず、卓上ライトやランプ、卓上マイク、webカメラ、カメラスタンドなど、様々なアタッチメントを装着することができる。

そのため、単なるタブレットステーションのみならず、ベッドランプやデスクライト、マイクやカメラを用いた録画録音、ライブストリーミング環境の構築にも活用することができる。

これらは先端を付け替えるだけで運用が可能なので、設置が簡単でかさばらないのが魅力の一つだろう。

Ultimate Desk Dockは現在Kickstarterで注文を受け付けており、一台当たり80ドルで購入することが可能となっている。