頼れる旅のお供となる翻訳機「Wooask AI Translator」

海外旅行は今世界中で需要を大きくしつつある観光産業の1つだが、今も昔も変わらずに観光客の壁として立ちはだかるのが言語の壁である。

英語やスペイン語、中国語などポピュラーな言語であれば非ネイティブスピーカーでも多少は話せるというケースも多くはなっているものの、母国語以外は満足に話せないという人が圧倒的に多く、多少は話せるという場合でも複雑なことは話せなかったり、訛りがきつくて現地の人には通じないということも珍しくない。

そのため活躍するのが翻訳ソフトなどだが、これも年々高い性能のものが次々と登場しており、今ではスマホのGoogle翻訳なども相当な精度で翻訳してくれている様子も散見されている。

「Wooask AI Translator」はそんな翻訳デバイスの最新機器だが、AIを搭載した音声と画像認識機能など、非常に高性能な機能を備えたデバイスだ。

スマホとは別で使える高性能翻訳デバイス

スマホに搭載されている翻訳ソフトや、専用のアプリケーションはマイクなどの性能はもちろんのこと、内部の処理能力の向上や高性能なAIが登場したことにより、精度が高く、非常に速い速度での翻訳が可能となっている。そのため街中でリアルタイムの翻訳機器として利用する際も非常に重宝するのだが、欠点としては翻訳ソフトを利用している間は地図や写真を閲覧することができず、翻訳ソフトに特化した運用が必要になってしまう点が挙げられる。

そこでWooask AI Translatorのような外部デバイスの翻訳機の出番である。これがあれば翻訳をリアルタイムで行いつつも、Googleマップなどを開いておくことができるようになるため、地図などを参考にしながら道案内などを受けることも可能になるのだ。

また、Wooask AI Translatorは単なる翻訳機としては非常に高いスペックを誇っている。全部で126を超える言語に対応しており、音声としてそれぞれの言葉を出力することができる。主要言語だけでなく、各地域に応じた比較的少数者の言語にも対応していることで、観光で行く分には言語の問題で困ってしまう心配もないだろう。

高い翻訳機能をさらに拡張してくれるハードウェア性能

音声やテキストでの翻訳はもちろんのこと、Wooask AI Translatorは24の言語の画像認識翻訳にも対応しているのが非常に心強い点だ。

例えば町の看板や駅のホームの案内など、ローカル言語の情報しか有しておらず、英語の翻訳もないといったことは、郊外へ行けば珍しくない光景であるが、Wooask AI Translatorがあればこれらの案内も、カメラを通すだけですぐに翻訳してしまうことができる。

搭載しているカメラも画像文字認識に特化したモデルとなっているので、読み込みエラーなども
最少限度に抑えることに成功している。スマホを使わずとも、Wooask AI Translator単体で翻訳業務を全てこなすことができてしまうので、スマホ本体のバッテリー節約になるのは嬉しいポイントだ。

Wooask AI Translatorのスクリーンは3.1インチ Retinaタッチスクリーンとなっており、タッチ操作で翻訳作業が行える。スマホと変わらない操作感を有しているのもこのデバイスの特徴だ。

また、翻訳には回線に接続されている必要があるのだが、Wooask AI TranslatorはWi-Fi回線はもちろんのこと、Simカードにも対応しているため、どちらの接続タイプでもスムーズに運用することができる。同時に、自分のスマホやタブレット、ラップトップがネットに接続するためのホットスポットとしてもその役割を果たしてくれるので、常に携帯しておきたいデバイスであることは間違いない。

そんな利便性の高いデバイスであるだけあり、その大きさもクレジットカードほど、幅に関してはそれよりも細いほどであるため、非常にコンパクトに仕上がっているのは魅力的だ。

Wooask AI Translatorは現在Kickstarterで注文を受け付けており、1万円ほどの出資で本体を一台購入することが可能だ。