省スペースで強力な空気清浄効果を 「AIRbox」

清潔な空気は、都会で生活する人にとってはある種の贅沢の1つということができるだろう。 都市の空気はホコリや花粉、排ガスなどアレルギー成分に満ち満ちているため、知らず識らずのうちに有害物質を体の中に取り込み、これまでは発症することもなかったようなアレルギーを引き起こす原因になっているとも考えられる。

それだけでなく、都市部は人口密度の高さも相まって、人から人へ風邪や病気が伝染してしまいやすいことも注意しなければならない。満員の通勤電車や密度の高いオフィスなど、どれだけ気を付けていても人と接触する機会が非常に多い以上、どうしても風邪などを避けるのが難しくなってしまうのである。

できることならいつでも新鮮な空気を吸っておきたいが、「AIRbox」はそんな都会で生活する人にも優しいよう、省スペースでパワフルな働きをしっかりとしてくれるのが強みの空気清浄機となっている。

超小型化に成功した空気清浄機

従来の空気清浄機といえば、石油ストーブほどの大きさがある家電製品の一種で、ある程度のスペースを確保して使うことが一般的だった。しかしこれほどのスペースを確保して設置するほどの優先度は低く、広い家でなければ家に置くことも難しかったため、一般の家庭で見かけることは少なかった。

ただ、現在はスリムな空気清浄機も増えており、一人暮らしのアパートでも気軽に設置できるようなモデルも家電量販店では見かけるようになった。大きな家族で暮らす世帯が減少傾向にある中、小さくパワフルな家電製品は、今もっとも需要のあるプロダクトの1つということができるだろう。

そんな中開発されたAIRboxは、空気清浄機の中でも群を抜いて小さなモデルの1つとなっている。大きさは人の手のひらに収まるほどのサイズで、床面はおろか机の上や車の中にでもおけてしまえるようなコンパクト性を持ち合わせている。

あらゆる有害物質を分解可能

これだけ小さな機体に収まっていながら、実際のパフォーマンスは大型のものに引けを取らないものとなっている。内部には洗浄可能なフィルターが備え付けられており、ここで大きなホコリは全てシャットアウトされる。

使い捨てではないため、使用の度に買い換える必要はない。環境にも財布にも優しい設計と言えるだろう。

そして埃がシャットアウトされた空気を、特許取得済みナノリアクターがさらに働きかけ、有害な化学物質や花粉を分解し、人間の体内に直接取り込まれないよう働きかける。分子レベルまで分解してしまえば、アレルギー物質が身体に反応を起こさせる心配もないのである。

最近ではPM2.5の存在も日本では脅威となっており、大陸からの偏西風にのって都市部を直撃し、多くの人の健康に被害をもたらしているとも言われているが、AIRboxはPM2.5のレベルを下げるのにも役立ち、内蔵のイオンジェネレーターによってそのリスクを低減してくれる。

冬の季節になると風邪やインフルエンザの流行がきになるところだが、AIRboxはこれらの原因となるウィルスやバクテリア、細菌の除去にも大いに役立ってくれる。季節を問わず、年中活躍が期待できるのがこのプロダクトの最大の特徴だ。

また、単に空気の清潔度だけでなく、空気に乗ってやってくる臭いも気になってしまうことは多い。食事の臭いや体臭、タバコの煙や染み付いた臭いなど、人を不快にさせる臭いはさまざまなものから発せられるものだが、これらの臭いの元となる成分もAIRbox内でまとめて分解されるので、ニオイが気になっていたという人にもオススメしたい一台だ。

AIRboxは、まさに都会で暮らす人々にとっては必要不可欠であり、誰でも手に入れることができる機能性を両立した、理想的な一台ということができるだろう。

もちろんノイズもささやき声程度にしか発生しないため、就寝中や静かなオフィスでも人の迷惑になる心配はない。

AIRboxは現在Kickstarterで注文を受け付けており、一台当たり89ドルで購入することができる。カラーリングはブラックとシルバーの2色展開で、2台同時購入で割引を受けることも可能だ。