寝そべりながらでも遊べるマウント式4Kディスプレイ「C-FORCE C-air」

家庭用ゲームはスマホや携帯ゲームとは違い、PCモニターテレビなどの大画面で遊べるのが最大の魅力である。

携帯機では小さくて見えづらく、ストレスを感じていた場合は、久しぶりにテレビゲームで遊んでみると、その見通しの良さに驚く人も多いだろう。スマホゲームは現在主流のゲーミングスタイルだが、やはり画質やプレイのしやすさで言えば、据え置きのゲームの方がストレスは少ないものだ。

だが大画面が売りの家庭用ゲームでも、時には楽な姿勢でプレイしたいと感じる時もあるものだ。テレビゲームは画面の前にずっと座っていなければならないため、同じ姿勢をとり続けるのは辛かったりする。

多少のディスプレイの大きさを犠牲にしてでも、機動力を重視したいという人にオススメしたいのが、今回紹介する「C-FORCE C-air」だ。


家庭用ゲームをお手軽に楽しめるディスプレイ

家庭用ゲームは着々とその技術を進化させており、特にグラフィック面の向上は眼を見張るものがある。まるで実写かと見間違うほどの質感の表現や、圧倒的な物量の描写など、映画でもなかなかお目にかかることがないような世界を、自由にプレイすることができるようになっている。

4K HDRに対応していることはもちろんのこと、モーションセンサーを活用したアクティブなプレイングや、そもそもハードウェアを必要としないクラウドベースによるゲーミングなど、ゲームプレイに関するテクノロジーは、今後も続々と新技術を伴って成長することになるはずだ。

そのようなハイテク技術が結集した家庭用ゲームを存分に楽しむためには、ディスプレイにもやはりある程度の投資を行わなければならない。一般的にディスプレイモニターへお金を投じる際、その画質や画面の大きさに比例して価格も高くなるが、C-FORCE C-airはその逆だ。

寝そべりながらでも遊べるマウント式4Kディスプレイ「C-FORCE C-air」

C-FORCE C-airはわずか12.5インチほどの小型ディスプレイだが、これは机などに設置するのではなく、コントローラーに直接マウントして使用する、ポータブルディスプレイとなっている。

ディスプレイをコントローラーに取り付けるのは、一見すると非常に手や腕への負担の大きな手法のようにも思えてしまう。

しかしながら、C-FORCE C-airの重量はわずか225グラムで、厚さは最大でも5.3ミリに収まっている。普段よりも少し重いくらいの感覚で、本体にディスプレイを装着することができるはずだ。

対応機種も幅広く、PS4やXbox、ニンテンドースイッチにスマートフォンと、ほぼ全てのコントローラーに装着が可能となっている。

コントローラーへの装着には、専用のモジュラー式マウントを使用する。どのコントローラーを使用するにしても、ワンタッチで付け外しが行えるよう設計されているのが特徴だ。

PCのサブモニターとしても有効

また、ディスプレイの画質は4K IPSで、最新のモニターとして十分な性能を発揮してくれる。モニターの大きさが比較的小さいため、画面が見にくいのではという懸念もあるが、常時4Kということであれば、その表現の細かさで画面の大きさは十分にカバーできるだろう。

Adobe RGBにも100%対応しているので、色彩表現の豊かさも体験できる。画角は178度とほぼ平面で、モニターの角度で見づらさを感じることもないだろう。

C-FORCE C-airは単体でもPCモニターとして利用することができ、ラップトップ向けのセカンドモニターのような用途にも対応しているHDMIで接続し、常に最高画質でPC運用のサポートに当たってくれる。

寝そべりながらでも遊べるマウント式4Kディスプレイ「C-FORCE C-air」

普段のゲーミングではポータブルディスプレイを必要としないという人も、サブモニターとして運用する使い道があれば、購入の検討をする幅も広がるというものだ。

本体にはスタンドカバーも付属するので、単体での使用中に立てかけておくことは十分に可能だ。iPadなどのタブレットと同じ感覚での使用も期待できるだろう。

C-FORCE C-airは現在Kickstarterで注文を受け付けており、一台当たり199ドルでスターターキットを一つ購入することができる。