これでスマホを置き忘れる心配もなし「Tether」
ただ、自分でスマホを落としてしまったり、どこかへ置き忘れてしまうリスクも忘れてはいけない。実際、スマホは盗難被害もさることながら、うっかり何処かに落としてしまったり、外出先へ忘れてきてしまうケースも少なくない。こればかりは自己責任となってしまうので、自分で最新の注意を払いながら生活するほかない。
こういったケアレスミスは、どれだけ気をつけていても起こり得るものなので、極端な話全てを防ぐことはできない。ただ、そのリスクを最小限にまで小さくする努力は常に心がけて置きたいものである。
「Tether」はそんなスマホ置き忘れのミスを防ぐべく開発されたプロダクトで、スマホを忘れた際に所有者へそのことを伝えてくれる機能を果たしてくれる。
スマホの置き忘れを通知で防止
スマートフォンを置き忘れたり、どこかへ落としてしまう最大の要因は、その場にスマホを残していることに気づけない点にある。ソファや車の座席など、柔らかい素材のものの上に落としてしまうと、落とした時に音もしないため、ポケットから滑り落ちたことにも気づかない。
そのため習慣的に、その場を立ち去る時には身の回りを確認したりすることを心がける必要があったものだが、それをうっかり忘れた時に落としていた日は不幸なものだ。
それを防いでくれるのがTetherの存在だ。わずか14グラムの重量であるこのデバイスは、手持ちのスマートフォンと紐つけておくことで、スマホを忘れてしまった際にアラートが持ち主に発せられるという機能を備えている。
Tether本体のサイズはスマホよりも小さく、オイルライターほどの大きさとなっているため持ち運びも簡単だ。ベルトに挿して持ち歩くといったこともできるため、Tether本体をどこかに忘れてしまうことなく体に身につけて運ぶこともできる。
本体には防塵・防水加工が施されており、多少の汚れやアウトドア環境で故障してしまう心配もない。海や山など、都会から離れた自然豊かな場所はスマホをなくしてしまいやすい環境でもある。電波が繋がらなかったり、アクティビティに夢中になっていることでスマホを手元から離してしまうことがほとんどで、気が付いた時にはスマホが消えてしまっているということも珍しくない。
アラート通知を支える機能も充実
スマホには専用のアプリケーションをダウンロードすることでこの機能を利用することができる。対応OSはiOSとAndroidの二種類となっており、あらゆるスマホで活用することのできる便利な一台だ。
TetherとスマホをBluetoothで接続した後、一定の距離がスマホとデバイスの間にできた段階で、バイブレーション機能によってTetherはユーザーにスマホの置き去りを通知してくれる。距離によって置き忘れの判断を行うため、スマホから離れていった場合でもこの通知機能は動作する。そのため、仮にスマホを何者かに取られてしまった場合でも、バイブレーション通知によって少しでも早い対処が可能になるというわけだ。
アラート通知のバイブレーションは、ミュートボタンを押すことで解除することができる。一度なったら鳴りっぱなしという心配はないため、安心して通知機能を活用することができる。
カラーリングはホワイトとブラック、そしてリミテッドエディションのパターンカラーから選ぶことができ、好きなものを購入すると良いだろう。リミテッドエディションに関しては全部で50台に生産が限定されており、早い者勝ちの品となっている。
Tetherは現在Kickstarterで注文を受け付けており、25ドル以上の出資でTetherを一台購入することができる。発送は世界各国にも対応しているため、日本からの注文も可能だ。
15ドルからの出資でTシャツも販売されているため、この活動を支援したいという人は、こちらも購入してみると良いだろう。