世界初のAIチップ搭載高機能8K360度カメラ「Detu MAX」
当時は大したことのない画質であっても通常のカメラよりは高額で、それなりに資金力のある人や組織でなければ購入することは叶わなかったものの、現在は適当なものであれば誰でも簡単に買えるありふれた存在になりつつある。
逆を言えば、360度の映像はそこまで物珍しいものではなく、動画や写真のあり方としても一般的になってきているとも言えるだろう。
そのような時代の中で、360度カメラに求められるようになってきているのはやはり画質の問題である。どれだけ物珍しいメディアであったとしても、一度それが一般的でありふれたものになってきたとなると、人々はより優れたそれを求めるようになるものだ。
もちろんそれは開発する側の人間もよく理解している事情であるため、日々最新技術を導入したカメラの開発はすすめられている。
「Detu MAX」はこれまでの360度カメラでは実現されてこなかった性能を誇っており、プロフェッショナルカメラとしては一般的なカメラに匹敵する画質を持っている。
ますます需要の高まりが期待される高性能360度カメラ
360度カメラの普及にはインターネットの影響が大きい。これまで映像を鑑賞する手段といえば映画館やテレビが主流であったが、一家に一台パソコンが普及し、自由に映像を再生・停止できるようになったのは映像の鑑賞方法における大きな変化であった。
360度の映像が楽しめるというのも映画館やテレビでは体験しづらいものだ。なぜなら映画館やテレビでは自分の見たい方向を意図的に向くということができず、常に製作者が提供する映像を鑑賞するしか方法がなかったのである。
しかしながらパソコンやスマートフォンで映像を自分の手で再生したり動かすことができるようになったことで、360度カメラも鑑賞者の主体性に任せて視聴してもらうという楽しみ方で発展することが可能となった。
いつでも見たい方向の角度を見れるというのは360度カメラの最大の特徴であり、インターネットがなければ実現しなかったエンターテイメントのあり方であると言えるだろう。
Detu MAXはそんな現代の映像の楽しみ方をさらに増大させてくれるプロフェツショナル向けの3D360度カメラの最新機種である。まず大きな特徴としてあげられるのは、画質は動画であれば8K、静止画であれば12Kという驚きの精度で撮影できるという点だろう。
https://kuula.co/profile/DetuMAX
4K撮影が日常的になり、どこでも高画質の映像を楽しめるようになったが、Detu MAXはさらにその次世代に対応する画質で360度撮影を可能にするということで、カメラとしては十二分の性能を秘めている。
カメラとしての圧倒的な性能も魅力
また、カメラ撮影で気になるのがブレの問題であるが、Detuは最初からスタビライザーが標準装備されている。スタビライザーはプロアマ関係なく重宝されるガジェットだが、標準搭載されているおかげでDetuの優れた撮影能力を余すことなく発揮することができる。
Detuはスタビライザーのおかげで安定した撮影環境をどこでも構築できるだけでなく、AIチップによるオートトラッキング機能により、撮影したいオブジェクトへ自動でフォーカスすることも可能となっている。
特に人間や動物など動きのある対象を撮影する際には、常にボケがないよう焦点を当て続ける必要があったが、Detuであれば手動でピントを合わせる必要も無くなった。
人間であれば自動的に顔を認識し、常にピントにブレなく撮影することができる。
360度撮影が可能なだけでなく、3Dでの動画撮影も可能だ。最近ではVR動画などが新しいエンターテイメントとして大きな注目を集めているが、それにともなってVR撮影に対応したカメラへの注目も集まっている。
DetuはVR映像の収録にも優れた能力を発揮するため、新しいコンテンツのあり方にも十分に対応できる。
そのほかにも明るさを補正して撮影してくれるHDR機能や、3D・2Dの両方に対応したライブストリーミング配信機能も備わっているなど、一般的なカメラに搭載されている機能も充実している。
Detuが一台あれば大半の映像撮影のタスクはこなしてしまうことができるだろう。
Detu MAXは現在Kickstarterで出資者を募っており、2万ドルを目標金額に設定していたもののすでに16万ドル近い資金調達に成功している。
小売価格は3500ドル程度を予定しているが、Kickstarterでの注文に限り2199ドルでの受注を受け付けている。
いち早く、そして少しでも安くDetu MAXを手に入れたいという人にはぜひ早めの注文をお勧めしたい。