特集
アートをブロックチェーン技術を利用して所有する「Maecenas」
ブロックチェーン技術により絵画の購入は簡単に、自由にできるようになるのかもしれない。共和制ローマ期から活躍した政治家で、芸術の守護神と呼ばれたガイウス・マエケナスに名前をちなんだ新興企業「Maecenas」は、ブロックチェーン技術と仮想通貨の送金を利用して絵画を購入・所有できるプラットフォームを持っている。
一言で言うならアートとブロックチェーンを融合させたシステムだ。Maecenasはアートとブロックチェーンを組み合わせたプラットフォームだが、一体どのような仕組みになっているのだろうか。以下ではMaecenasがどのようなはたらきをおこなうのかについて解説していく。 Maecenasとは? Maecenasとは、非中央集権型のアートギャラリープラットフォームである。 このプラットフォームを使うことで、誰でも絵を購入し所有することができる。 プラットフォーム上では多くのアート作品が販売されており、仮想通貨で支払うことにより自分がアート作品のオーナーになることができる。絵画の販売価格は一人が購...