IT先進国・エストニアのプログラミング教育

IT先進国・エストニアのプログラミング教育
インターネット回線を利用した世界的な無料電話サービスの先駆けであるSkype(スカイプ)が生まれた国、エストニア共和国。人口はおよそ130万人と規模は小さい国であるが、世界で初めて行政サービスにおいて電子化を進めた国である。
日本では2016年からマイナンバー制度が始まったが、エストニアではすでに2002年から国民にIDを割り振って管理する制度が運用されている。 この他にもオンラインバンクでの取引、選挙のオンライン投票、税金処理、電子署名、電子カルテなど、生活のあらゆる面において電子化が浸透している世界でも非常に珍しい国である。 電子化を進めることによって事務作業をおこなう人員を削減することができるというメリットや、外出が難しい障害者・高齢者にとっても利便性を高めると言う意味もある。 そしてもう一つは旧ソ連による長年の統治時代が関係している。ソ連解体後エストニアは1991年に独立したが、電子化を進める理由とし...

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