世界でも最先端を行く3Dオーディオをあなたに。
「YARRA 3DX」
この小さくて「スマート」な音の出るバーは、左右から3Dオーディオの「ビーム」を最大で3つの異なるポイントに放出することで、あたかもあなたがハイエンドシアターで映画を見ているかのような音響効果を得ることを可能にしてくれる。
特許技術である「MyBeam」と呼ばれるビーム生成技術と、各有名大学における優れた3Dオーディオ技術研究によってもたらされた最先端のソフトウェアによって、YARRA3DXはスピーカーでありながらダイレクトに利用者の耳に立体音響を届けてくれる。VRコンテンツやビデオゲーム、ホームシアター、そしてハイレゾ音源の体験はYARRA 3DXの登場によって劇的に高められることだろう。
これまでにない立体音響体験の提供
YARRA 3DXは使用者の耳に合わせてその人にとって最適な音響効果をもたらすことができるよう、詳細な設定を調整することも可能だ。あらかじめ頭の位置やサイズ、そしてロケーションを最適な設定に合わせることで、より優れた音響忠実性と、正確なサウンドステージ、強力な下位レベル設定の補助、そしてこれまでのバー型スピーカーを圧倒する全くもって自然な音響性を確保することができる。もちろん既存のヘッドフォンや複数のスピーカーにも勝る迫力を持ち合わせているのは言うまでもない。
YARRA 3DXはパワフルなサブウーファーを備えているのも魅力的だ。この強力なウーファーは低音処理を手助けする役割を担っており、例えば映画音楽やHi-fi音楽、ビデオゲーム、VRコンテンツの魅力をさらに引き出してくれる。YARRA 3DXのサブウーファーは5.25" ドライバと30ワットのアンプリファイアを備えており、50 - 100 Hz帯の低音まで処理が可能だ。
多くのシチュエーションで活躍するYARRA 3DX
音は私たちが世界とつながりを持つためには最も重要な要素であるが、YARRA 3DXの持つ最先端技術は様々な音楽体験を向上させてくれる。
例えばVRやAR技術を用いたコンテンツに、より深みを与えるための施策だ。VR/ARはその真価を発揮するためには高度にローカライズされたサウンドキューを要求するが、YARRA 3DXのトランスオーラルシステムはこれまでのヘッドホン体験などでは失われ続けてきた2つの重要な要素を使用者にもたらしてくれる。
あるいはビデオゲーム体験でもYARRA 3DXは真価を発揮する。ゲーマーは見えるもの見えざるものに関わらず、よりクオリティの高いプレイングのためには非常に正確で、かつ没入感のある音響が重要であることに気づいている。YARRA 3DXがあれば、もう煩わしいヘッドフォンを装着しなくとも、ゲーム体験を次のレベルのものへと引き上げることも可能になるのだ。
映画の場合も同様だ。お金やスペースのコストのことを考えなくとも、YARRA 3DX一台で5.1chや7.1ch、あるいは11.2chのサラウンド環境をシンプルに構築することができる。
音楽体験はもはやこれまでの伝統的なステレオから、暖かく、ナチュラルな多面的で包み込むようなサウンドへと変化を遂げる。YARRA 3DXは洗練された音楽空間形成技術と、細かな下位レベルでの知覚を増幅させるトランスオーラルビームフォーミングを使用することでサウンドステージを劇的に拡張し、その存在感をより大きなものにしてくれる。もちろん特定の音響設定だけでなく、使用者の好みに応じた音楽空間を設定によって生み出すことも可能だ。ハイレゾ音源を再生すれば、まさにミュージシャンがスタジオで録音した通りの音やエンジニアが調整し、圧縮される前のオリジナル音源に忠実な音を再現することができる。
音響設定は手持ちのタブレットから専用のアプリケーションをダウンロードすることで自在に設定することができるようになる。好みの設定を自在に操ることができる機能は革新的で、音のビームをも調節できてしまうのは革新的だ。
人間の耳は個々人によって形が異なるため、誰もが人とは違った方法で音を聴いているものだが、YARRA 3DXが備えている「ソニックフィンガープリント」機能と「イヤープリント」機能は顔の大きさや方向、形、耳のついている側面、首の回転などの情報を元に頭部伝達関数を計算し、使用者にとって適切な音響を提供する。
これまでは臨場感と立体感のある音響を提供してくれる機器としてヘッドフォンがあったが、ヘッドフォンは頭の向きや首の回転を逐一計算することはないため、提供できる臨場感には限界があった。またヘッドフォンの外側の音をも遮断してしまうため、それが臨場感を損なわせたりストレスにもなり得たものだが、YARRAはその点もクリアしているスピーカーである。
本体のデザインもシンプルかつコンパクトで、どんな空間にも馴染み、かつ少しのスペースさえあれば設置してしまうことができる利便性は、柔軟な音響空間生成能力と相性の良い特徴と言えるだろう。
YARRA 3DXはkickstarterで当初5万ドルの資金調達を設定していたものの2017年10月現在ですでに達成しており、現在はオリジナルのリモコンを同梱できるよう、70万ドルの目標を掲げながら引き続き支援者を募っている。