Jaan Priisalu 氏
シニアフェロー、NATO Cooperative Cyber Defence Centre of Excellence(2016年3月現在)
Jaan Priisalu氏は、サイバー犯罪者や高度なサイバー攻撃に対応してきた15年以上の実務経験から、重要インフラや情報資産の防衛の分野の世界的権威です。また、同氏は、エストニア共和国のサイバーディフェンスユニットの副司令官でもあります。以前は、エストニア最大の銀行でITリスクマネージメントのリーダーを務め、2007年にエストニアに向けて実行されたサイバー攻撃への対応において、重要な役割を果たしました。また、新興テクノロジー企業数社でCTO(最高技術責任者)およびエンジニアを務めてきました。タリン工科大学とフランスのトゥールーズにあるポール・サバティエ大学で修士号を取得、公認情報システム監査人(CISA)の資格を有しています。2014年にはエストニア共和国大統領からホワイトスター勲章を受章しました。
Priisalu氏は、NATO Cooperative Cyber Defence Centre of Excellenceで、技術演習を企画した先導者のひとりです。彼は自身のエージェンシーからボランティアやセキュリティエクスパートの集結を支援し、数年来ホワイトチームを指揮してきました。彼の知識、アイデア、そしてカリスマ性は、演習を成功させるために極めて重要なものになっています。また、彼は当センターの他の様々な活動にも貢献し、CyConでは講演者として参加した経験もあります。