創立140周年を迎えた。当社グループは経営ビジョンで「価値共創のエコシステム構築」ならびに「CO2ネット・ゼロへの挑戦」を掲げている。一人ひとりの暮らしから地域社会に至るまでの多様な課題を解決する、多彩なサービスを創出・提供し、顧客とともにカーボンニュートラル社会の実現に貢献していくという。
東京ガスは、JR東日本がまちづくりを手掛けるTAKANAWA GATEWAY CITYに、ガス機器排気中のCO2をリサイクルし、洗剤等の原料となる炭酸塩を現地製造する「CO2資源化サービス」を日本で初めて導入する。今年4月のサービス開始を予定していて、その運用はTGESが行う。
東京ガスおよびTGESは、前者が所有するCO2回収装置(加CleanO2製CarbinX™)を同CITY内における大規模複合棟――フレキシビリティの高いオフィスフロアに加え、商業施設やクリニック、フィットネスを完備し、ビジネスワーカーの街での暮らしを支える「THE LINKPILLAR 2」のエネルギーセンターに設置し、ガス機器の排気に含まれるCO2の一部を水酸化物と反応させることによって炭酸塩を製造する。
製造した炭酸塩(炭酸カリウム、炭酸水素カリウム、炭酸ナトリウム等)は洗濯用洗剤の原料となり、TAKANAWA GATEWAY CITYの暮らしの中で利用される予定だ。このカーボンリサイクルの取り組みは、サーキュラーエコノミーの実現に向けた新たなモデルケースとしても期待されるという。
両社は、ソリューションの本格展開に向けた事業ブランド「IGNITURE」を立ち上げていて、同ブランドの下で展開する課題解決の仕組みにより、家庭、法人、地域・コミュニティの顧客が「最適化による経済性・利便性・効率性向上などでさらに豊かな未来」と、「脱炭素・レジリエンスの向上などでサステナブルな生活・事業」を無理なく両立できるとしている。