"サシー"基盤を常時監視しインシデントに対応、脅威から顧客を守る

コロナ禍を経て、出社と遠隔勤務のハイブリッドワークが拡大した。働き方の多様化やクラウドサービスの利用増とともに、場所を問わず安全に接続できる環境が求められている。今日、国内SWG(セキュアウェブゲートウェイ)市場においては――

ゼロトラストへの需要が高まり、大企業・中堅企業を中心に今後も市場の拡大が見込まれている(参考:富士キメラ総研『2024 ネットワークセキュリティビジネス調査総覧 市場編』)という。SBTは21日、ネットワークとセキュリティを統合した、Cato Networks提供のSASE(サシー)クラウドプラットフォームに対応したセキュリティ監視サービス「MSS for Secure Gateway(Cato)」の提供を始めた。

セキュリティ監視(インシデント監視・対応)、プロアクティブコントロール、サンドボックス検知結果解析(オプション)、オンデマンドリサーチ(セキュリティ調査)、ホワイトリスト登録代行、月次レポート(オプション)といった特長を有する。同サービスでは、SBTのセキュリティアナリストが顧客の上記プラットフォームを24時間365日体制で監視。セキュリティアラートの確認とそれに基づいた的確な状況把握により、影響のあるインシデントの早期検知が可能となる。

インシデント検知時には影響範囲の拡大防止措置を実施し、ウェブを介した様々な脅威から顧客を保護する。同サービスに加えて、最適な環境を維持するための運用作業代行サービス「NOZ SecOps」を利用すると、製品に関するメーカー問合せ等を行う窓口対応、システム監視・障害対応、各種設定変更などの運用にかかる負荷が軽減される。

顧客ニーズに合ったサービスの拡充および高品質なサービスの提供をこれからも目指していく。同社は、顧客の事業成長を支援するために、セキュリティ環境の向上やセキュリティ強化にも貢献していくという。