博報堂DYメディアパートナーズと、ロボットスタート、イードの3社は、スマートスピーカーや各種の音声対応デバイスから配信されるニュースコンテンツ内で広告を配信するネットワークを構築し、2018年7月23日から広告配信の実証実験を開始した。
今回の実証実験では、博報堂DYメディアパートナーズが広告主を集め、ロボットスタートがメディアの音声化及び広告配信の仕組みを作り、イードが提供するニュースコンテンツ内において音声広告を配信する。スマートスピーカーや各種対応デバイスユーザーの広告受容度、広告ビジネスの可能性を探ることを主な実験の目的としている。
実験実施期間は、2018年7月23日から8月31日まで。配信対象のニュースコンテンツは、「ロボスタニュース」「レスポンス 最新クルマ情報」「RBB TODAY 最新IT情報」「インサイド 最新ゲーム情報」「Game*Spark コアゲーマー向けゲーム情報」「GameBusiness.jp 最新ゲーム業界動向」「アニメ!アニメ! News」「シネマカフェ最新映画&エンタメ情報」「CYCLE 最新スポーツ情報」「リセマム 最新教育情報」「ScanNetSecurity 最新セキュリティ情報」「Spyder7 自動車スクープ」の計12コンテンツとなっている。
今後、博報堂DYメディアパートナーズとロボットスタート、イードは、今回の実証実験の結果を活かし、音声広告配信ネットワークのマネタイズを含めた本格始動を目指す。また、既存のデバイスにとどまらず、すでに日本でも発売され始めたディスプレイ搭載型デバイスなども考慮に入れ、音声と映像を組み合わせた広告配信を目指すなど、広告市場のより一層の活性化に貢献していきたい考え。